「ラヴ上等」炎上で問われるMEGUMIの姿勢…親心目線が裏目に? 「なぜあの発言をカットできなかったのか」
元半グレや少年院出院者など、ヤンキーの男女11人が出演する恋愛リアリティー番組「ラヴ上等」(ネットフリックス)が炎上している。発端は、8月11日に配信されたシーズン2の第5話だった。
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問題視されたのは、男性出演者が、過去の過ちについて語った場面。
「みんなが火遊びみたいなのしてたんだけど。そんなんじゃダセえな、みたいな。最終的には人に火つけちゃったのよ。その3日後ぐらいに捕まった」
という発言に対し、SNS上で「被害者のことを考えて」や「殺人未遂だろ。美化するな」といった批判が噴出したのだ。
ポスター2000枚が……
折しも、法務省がタイアップ企画を進めているところだった。〈更生上等!!〉〈立ち直りって、ラヴだ〉と銘打ったポスター約2000枚を、8月上旬から全国の保護観察所などに配布していたところ、炎上を受け、同月21日にあえなく中止に。
「犯罪被害者やその関係者、保護司などからも懸念の声が寄せられ、騒動を無視できなくなったのです。さらに今年3月に第5次犯罪被害者等基本計画が閣議決定され、7月9日に自民党のプロジェクトチームが犯罪被害者への支援強化を提言。その関連部会が同月末にスタートしたばかりだったため、被害者支援を前面に出した政策との整合性を省として問われる事態に発展しました」(法務省担当記者)
「悪行をエンタメ的な美談として消費するのは間違い」
番組に吹く逆風は、番組を企画・プロデュースするタレントのMEGUMIにも及んでいる。
炎上間もない8月13日、MEGUMIは「出演者への誹謗中傷はどうかおやめください」とSNSを通じて呼びかけた。だが、この発信がかえって火に油を注ぐ結果になったと分析するのは、『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著者で、恋愛リアリティーショーに詳しいライターの霜田明寛氏だ。
「制作者の側でありながら“悪名”と“”悪行“の区別がついていないのではないかと感じました。問題となっている“人に火をつけた”という告白は、その後に発言者の亡父に対する思いへとつながり、全体として美談に収まる構造になっていました。しかし悪行を、エンタメ的な美談として消費するのは間違いです。過去に罪を犯した彼らを、まるで被害者のようにMEGUMIさんが庇う姿勢も“犯罪擁護”と受け取られかねないリスクを孕んでいます」
親心に似た思いを出演者に
MEGUMIは、歌手志望だった18歳のときに上京し、遅咲きながらグラビアアイドルとしてブレイクすると、バラエティー番組でも活躍。結婚・出産後も女優として存在感を高め、近年は美容本の出版や映像作品の企画・プロデュースなど、活動の幅を広げてきた。「ラヴ上等」についても、出演者と密に関係を築いていたといわれ、手腕が見事に発揮されていると評価されていたのだが……。
「皆が彼女に心を開き、MEGUMIさんも親心に似た思いを抱いているように見えました。だからこそ、なぜあの発言をカットできなかったのか……」(番組関係者)
8月27日発売の「週刊新潮」では、逆境をはね返してきたMEGUMIが「ラヴ上等」の撮影現場で出演者と築いていた関係などを詳しく報じている。











