X連投の高市首相の「頭の中」を占めていること 「過去の首相のミスを念頭に置きながら」

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支持回復策として

 そのために何が必要かということを官邸は考えているわけだが、1つは昨年の総裁選で争った小泉進次郎防衛相や林芳正総務相、小林鷹之政調会長、そして茂木敏充外相の4人をどう処遇するかというのは大きなポイントになる。

「直接・間接を問わずそれぞれの希望を吸い上げる試みはしているようです。が、この点について高市氏はさほど気にしていません。2月の総選挙で大勝した経験が大きいのでしょう。誰が留任して誰が閣外に去り、誰が入閣しようとも“高市全力内閣”などと銘打って難局に取り組んでいく姿勢を示していくことでしょう。『ポスト高市候補』の存在は支持率にほぼ影響しないと見ているということです」(同)

 支持率回復策としてもう1つ考えられるのは女性・民間枠の登用だ。

「この点は割と真剣に丁寧に考えているようです。例えば現在、総務会長を務める有村治子参院議員を閣僚に入れれば役員ポストは空きます。有村氏は第2次安倍改造内閣で女性活躍担当相として入閣しており、新味には欠けるかもしれませんが」(同)

民間枠は

 もう一人、取りざたされているのが鈴木貴子広報本部長だという。

「鈴木氏はSNSを意識した細かな戦略立案で2月の衆院選大勝の立役者とも評されています。自身の発信力への期待も強いですね。あとは民間枠での登用も想定されるのですが、なかなか具体的な名前はあがってきていません。噂では若手の女性経済学者あたりを起用するかもしれないなどといった話は取りざたされていますが、仮に起用されるとしてもギリギリまで名前は浮上しないかもしれません」(同)

 近年、内閣改造で目覚ましく支持率が上がったといった例は少ない。意図や思惑、計算や打算などについての見方がすぐに広まるため、目くらましとしては機能しづらいという面がその理由の一つとして挙げられるだろう。

 このところXでの発信に熱を入れている高市氏だが、これも熱心な支持者へのアピール以上の意味は持ちづらい。むしろ過剰な連投には冷ややかな反応も少なくない。

 支持率回復に奇策も特効薬もない。来月示されるのは、その当たり前のことなのかもしれない。

デイリー新潮編集部

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