引退したのでは? 山本太郎氏が“愛弟子”と組んで1万円払えばオリジナルキーホルダーがもらえる「有料ファンクラブみたいな政治団体」の宣伝を始めたワケ

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「もうやめた!」。政界引退を表明してから1カ月。なぜ山本太郎氏は突然、“愛弟子”に自分の後援会を宣伝させたのか。(前後編の後編)

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 前編【旧れいわ新選組を悩ます過激支持者たちの「内ゲバ誹謗中傷バトル」 山本太郎氏は舌の根も乾かぬうちに「有料ファンクラブみたいな後援会」を“再稼働”】からの続き。

「普通のおじさん」になったのでは?

〈今日Taro's Network入りました! 秋に総会があると聞き、参加したいので!〉

〈売国棄民と闘った山本太郎の心身が治るまでが政治活動との気持ちで、つながりを糧に、休養、学習、できる行動をしてはどうかな〉

 8月17日、大石晃子前共同代表がXに投稿した文面である。

 大石氏は共同代表を辞任すると発表した7月9日の記者会見で、今後について聞かれ「疲れたからしばらく休む」と発言した。つまり政治家を辞めるとは言っていない。だが、山本氏は潔く「政界引退」を明言したはずだ。いつの間にかXのプロフィール欄も〈普通のおじさんです。ネコちゃんのことばかり考えてます〉と変更されている。

「普通のおじさん」になるなら、後援会など必要ないのではないか――。

 この矛盾した行動を読み解く手掛かりになる動画がある。引退表明をした7月9日、山本氏が「れいわ新選組オーナーズ」と呼ばれる有料会員限定で配信した動画だ。

みなさんとはまた会えると思っています

 そこで、山本氏は復帰に含みを持たせるようなことをごちゃごちゃ言っていた。

「まず一番の目的は健康を立て直すこと。それはできると思っている。それは全然悲壮感ないの。だって、ここまでのことやったら良くなるに決まってるやん。だから何のストレスもない」

「やめんなよって言ってくれる人もいるでしょう。でもごめん、今は辞めさせて。で、私の元気になった姿をもう一度皆さんの前で何かしらの形で見せるから」

「一旦ピリオドを打たせてください。れいわ新選組代表としての山本太郎は引退するという形。一方で、人生は続くし、社会を何がしかいいような形にしていきたいという気持ちは一人の市民、国民として持っている。毎日の生活の中でもさまざまなチョイスで政治に関わるということです」

「なので、みなさんとはまた会えると思っています。そして、何かの時に一緒にやれることも出てくるだろうと思っています。それまで、皆さんも健康には気をつけてください。健康第一、そしてスピード違反はダメ。この2つです!」

 よくよく聞くと、一旦退きはするが「復活はあるかも」と言っているようにも聞こえる。

 元れいわ新選組の多ケ谷亮前衆院議員は、「二枚舌ですよ。復活をチラつかせ、カネのために支持者を囲い込もうとしているとしか思えない」と断じる。

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