夏ドラマ「総コケ」 50代「内田有紀」の美貌でも「GTO」の復活でも救えない「フジテレビ」の苦境
「相棒」再放送にも負ける
他局を見回せば、日曜劇場「VIVANT」(TBS・日曜9時)の第4話(8月16日)が16・6%は別格として、「大空港~GATE24~」(テレビ朝日・木曜9時)の第4話(同13日)は8・6%、「Tシャツが乾くまで」(TBS・金曜10時)の第6話(同14日)は7・5%だ。
「かつては日曜劇場と肩を並べた看板枠“月9”にGACKT主演の『ブラックトリック』、社会問題をあぶり出す意欲作を連発している関テレ制作の“月10”には28年ぶりに復活した『GTO』を並べて安心していたかもしれません。初回視聴率こそ前者が6・2%、後者が6・4%とそこそこのスタートでしたが、どちらも第2話から4%台に。8月17日放送の第5話では『ブラックトリック』が4・2%、『GTO』に至っては3・8%にまで落ちました。テレ朝で夕方に放送されている『相棒』の再放送より低い数字です」
それでもこれらは、まだいいほうだという。
「『踊る大捜査線』などヒット作を連発した“火9”のドラマ枠は2015年3月をもっていったん幕を閉じたのですが、24年10月改編でテレ朝のドラマ枠にぶつけるように復活。今期は演技力に定評のある小池栄子が主演の警察ドラマ『さよならノワール』ですが、初回から3・1%で8月18日放送の第7話は2・5%でした。同日、ウラの今田美桜(29)主演の『クロスロード~救命救急の約束~』(テレ朝)は6・5%ですから惨敗です」
そして“水10”の「Tokyo middle 30」もまた、日テレの“救命救急”ドラマに敗れている。
2%台がゾロゾロ
「“水10”ドラマ枠も16年に廃枠となったのですが、こちらも日テレの水曜ドラマ枠にぶつけるように22年に復活。今期の『Tokyo middle 30』は仲里依紗に加え11年ぶりに連ドラ復帰ののん(33)と深川麻衣(35)と、タイトルどおり30代半ばの演技派を揃えました。しかし、初回の3・2%にはじまり、8月12日放送の第4話は2・8%。ウラの比嘉愛未(40)主演『ファーストクライ 母子救命救急班』(日テレ)は4・1%と決して高くはないものの、それでも引き離されています。火9も水10も、わざわざウラのドラマ枠にぶつけた編成の責任とも言えます」
さらに“奇跡の50歳”内田有紀の主演ドラマもまた……。
「実に25年ぶりの連ドラ主演となった内田の『ラストノート』は、50歳とは思えない彼女の美貌に惹かれてか、初回は5・0%とまあまあでした。しかし、翌週から3%台、8月13日放送の第5話は2・9%に。つまり、GP帯に2%台の連ドラがゾロゾロいるわけです。これらは低視聴率で知られる昼のバラエティ番組『ぽかぽか』と変わりません。夏ドラマは9月まで続くわけですが、かつての“ドラマのフジテレビ”の看板はどこへ行ったのかと思うほどです」
そしてもう一つの看板“楽しくなければテレビじゃない”に代表されるバラエティ番組もコケだしたという。
後編【断末魔の「フジテレビ」 バラエティは「上垣皓太朗アナ」頼み 看板「めざましテレビ」の視聴率にも暗い影が】では、バラエティ番組にまで及んだフジテレビの苦境、さらに、稼ぎ頭の番組にも及んだ悪影響について伝える。




