圧倒的戦力の阪神が“首位独走”できない「正遊撃手」不在という鬼門…“打撃不振”や“相次ぐエラー”だけではないチームの未来を左右する“難題”
大卒選手の現況は?
しかし、25年ドラフト1位の大学卒選手・立石も「プロの壁」にぶつかってしまった。8日の中日戦、8回裏、6点ビハインドではあったが、打線が粘って二死満塁となって、藤川監督が告げた代打は立石だった。打撃面で苦しんでいることはファンも承知で、スタンドが少しざわついた。結果は見逃しの三振、同時に席を立ったファンも多く出た。「内角球に苦しんでいる」というのが不振の原因だ。内角球に対応する技術習得には時間が掛かるとされるだけに、ファームでしっかり練習させたほうが良かったのではないだろうか。
「前川が右肩甲骨を被死球で骨折し、立石が緊急で一軍に呼ばれました。翌日にはファーム再降格となりました。ルーキーに過度な期待を寄せるのはかわいそうですが、なぜ、二死満塁の場面で藤川監督が立石を代打に選んだのかも分かりません」(前出・同)
その立石は再々降格となった。
ライバル巨人との3連戦前の99試合時点で、阪神の1点差ゲームは17勝20敗。巨人は21勝16敗なので、接戦になると分が悪いのは阪神のほうだ。昨季は独走状態だったので気付かなかったが、1点差ゲームでは22勝25敗と負け越していた。11日の巨人戦のように、「主軸選手が打ちまくって」という展開が続くはずがない。正遊撃手不在の問題にもしっかり向き合わなければ、僅差での首位争いから抜け出すこともできないだろう。
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