大分商の大型右腕・平田玲翔に「ドラフト2位では獲れないかも」の声 最速152キロにとどまらない…スカウトが見た“プロ向き”の資質

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すごくキラキラして見えました

 平田本人は、ピンチでの登板をこう振り返っている。

「大好きなシーンだったので楽しみながら投げられました。本当に楽しい場面を作ってくれたので、ある意味米田に感謝します。とりあえず球場の雰囲気を変えようということで、自分の持っている真っすぐを投げ込みました」

 ピンチを「大好きなシーン」と言い切り、球場の雰囲気を変えようとマウンドへ向かう。150キロ台のストレートを連発し、本当に空気を変えてしまったところに、平田の勝負強さが表れていた。

 別のスカウトからは「すごくキラキラして見えました」という声が聞かれた。「2位では獲れないかもしれませんね」との評価まで飛び出している。

 監督が止めても走り、ピンチを「大好きなシーン」と言い切る。最速152キロという数字だけでは語り切れない魅力を、平田は甲子園で示した。

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮編集部

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