将来の4番「森駿太」は2軍で打率1割台、地元の星「根尾昂」は制球難…中日ドラゴンズ“最下位低迷”より深刻な“有望な若手が伸び悩む問題”

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後半戦も黒星スタート

 最下位脱出は果たせなかった――中日ドラゴンズのペナントレース後半戦は、5位・広島東洋カープとの3連戦で幕を開けた。両チームのゲーム差は「1」。勝ち越せば最下位脱出はもちろんだが、3位・東京ヤクルトとのゲーム差は「7」である。諦めるのは、まだ早い。そんな思いで地元、名古屋のファンも応援していたはずだが、後半戦も黒星スタートとなってしまった。今季、球団創設90周年を迎えたドラゴンズはどんな未来像を描いているのだろうか。

「後半戦初戦の先発マウンドを託されたのは、高橋宏斗(24)でした。7回1失点、本来の調子にはまだ戻っていませんが、懸命に投げ続けていました。自らの悪送球で同点に追い付かれたのが悔やまれます。第2戦は快勝しましたが、初戦を高橋で落としたせいか、チームの士気は高まりませんでした」(名古屋在住記者)

 チームが浮上を果たすには高橋の完全復調が欠かせないことは多くのメディアも伝えている。後半戦初戦の7月31日は7回1失点、自責点0。数字上ではハイクオリティスタート(先発投手が7回以上を投げて2自責点以内に抑える)だが、相手打者を捻じ伏せる本来のピッチングには程遠い。その高橋の再生を任されているのが、落合英二投手コーディネーター(57)だ。

「序盤戦がとくにそうだったんですが、『ストレートの角度が悪い』と落合コーディネーターは分析していました。球速は去年と変わっていません。なのに、スプリットやスライダーが決め球にならず、打者にファールされています。ストレートの角度が悪いから、変化球を見極められるんだと、傾斜台を使って腕の振りを修正させるなどの指導をしていました」(前出・同)

 直球の角度の修正はまだ完了していないが、落合コーディネーターの修正指導がなければ「高橋はもっと打たれていた」との声も聞かれた。好投しても勝ちがなかなか付かない金丸夢斗(23)、即戦力と期待されながらまだ本領を発揮できないでいる中西聖輝(22)、櫻井頼之介(23)なども落合コーディネーターが指導を行っている。中日投手陣の近未来を託されているわけだが、

「落合コーディネーターは開幕ダッシュに失敗した4月13日、ファーム担当から一軍に配置転換となりました。以後、ファームの投手成績が良くない。若手投手たちの不振、伸び悩みの一因として、落合コーディネーターがいなくなったせいもあるのではと囁かれています」(前出・同)

 投手だけではない。中日二軍は「将来の4番」と「地元スター」が伸び悩み、他球団が羨望の眼差しで見ていた即戦力リリーバーが、原因不明の不振に陥っているというのである。

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