将来の4番「森駿太」は2軍で打率1割台、地元の星「根尾昂」は制球難…中日ドラゴンズ“最下位低迷”より深刻な“有望な若手が伸び悩む問題”

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期待の中継ぎも

「もう一人、中日の二軍投手で話題になっているのが日本ハムからトレード獲得した宮内春輝(30)です。当初は育成選手同士の交換トレードとして話題になりましたが、宮内に関しては『昇格を見送るのならウチに』の声が他球団からいくつもあったそうです。中日は獲得してまもなく支配下登録をしましたが、ファーム7試合に投げて4失点(自責点2)、防御率3点台の投手に成り下がってしまいました」(前出・同)

 移籍前の日本ハム二軍での成績は17試合で防御率は1.86。19回3分の1を投げ、与四球4。「与四球の少ないリリーバー」と言われていたが、中日ではすでに6個の四球を出している。イニング跨ぎもできる右サイドの宮内については、一軍首脳陣も「登板過多なリリーフ陣を救ってくれる」と期待を寄せていたはずだが不振の原因は明確にされていない。「落合コーディネーターがいてくれたら」の声が聞かれるようになったのは、この宮内と根尾の不振によるものだ。

 今年、球団創設90周年を迎えた。最下位脱出が課題のままシーズンを終えてしまうのは寂しい限りだが、本拠地・バンテリンドームナゴヤの8月の前売り券はほぼ完売状態である。しかし、一軍は最下位で、井上一樹監督(55)は厳しい表情を浮かべたままだ。近未来を担うファームも「将来の4番、地元出身のスター、他球団羨望のリリーバー」が伸び悩んでおり、これではファンに対する背信行為も同然だ。中日の90周年はチームの根本から建て直す必要性を露見させたシーズンとも言えそうだ。

デイリー新潮編集部

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