平均年齢「13.5歳」での衝撃デビューから30年…90年代を席巻した「SPEED」凄まじすぎる「ヒット伝説」と、寂しすぎる「メンバーのその後」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

30周年の年に

 1990年代後半、日本の音楽界を席巻した女性4人組ダンス&ボーカルグループ・SPEEDが、今年8月5日でデビュー30周年を迎える。それを記念して、6月末にはオフィシャルのTikTokアカウントが開設された。過去のミュージックビデオや、ライブ映像を中心としたショート動画コンテンツを順次公開しているが、フォロワーは2万8500人(7月29日まで)にとどまっている。

 メモリアルイヤーとはいうものの、メンバー4人のうち、現在も本格的に芸能活動を続けているのは、俳優としても活動する島袋寛子(42)のみ。島袋は各局の音楽番組に出演し、SPEEDの曲を歌ってはいるものの、単独での歌唱ではTikTokの視聴者層にSPEED本来の魅力は伝わらないようだ。

「SPEED以後、数多くのアイドルグループやダンス&ボーカルグループがブレークし、その後は、K-POPガールズグループが日本の音楽界を席巻しました。しかし、SPEEDのメンバーが日本の音楽界に“伝説”を打ち立てたという意見に、異論のある音楽業界関係者はいないはずです。それだけに、彼女たちの“その後”はあまりにも悲し過ぎました」(ベテラン芸能記者)

 SPEEDは、2018年9月に引退した安室奈美恵さん(48)や、昨年デビュー30周年を迎えた女性4人組ダンス&ボーカルグループ・MAXらと同じく沖縄の芸能スクール「沖縄アクターズスクール」に通うメンバーたちで結成されたグループ。だが、当初から4人組だったわけではなかった。

「もともとは8人組でデビューさせる予定でしたが、最終的にスクールが選んだ島袋さん、今井絵理子さん(42)、上原多香子さん(43)、最年長でリーダーを務めた新垣仁絵さん(45)の4人でデビューすることが決まりました。4人が憧れていた米女性R&Bグループ・TLCのような路線を打ち出すべく、売れっ子だった音楽プロデューサー・伊秩弘将氏(63)がプロデュースを担当し、1996年8月5日発売のシングルCD『Body & Soul』でデビューを果たしました」(同)

 メンバー4人は小・中学生で、平均年齢は13.5歳。にもかかわらず、ダンスとボーカルが絶妙にシンクロしたサウンドで、デビュー曲はいきなり80万枚のヒットを記録した。

 96年11月の2枚目シングル「STEADY」は150万枚、97年3月の3枚目「Go! Go! Heaven」は100万枚、97年8月の4枚目「Wake Me Up!」は89万枚を売り上げた。そして、最大のヒット曲となった97年10月のラブバラード「White Love」は200万枚、卒業シーズンの定番曲となった98年2月の「my graduation」は175万枚を記録する。そして、97年5月のファーストアルバム「Starting Over」は250万枚、98年4月のセカンドアルバム「RISE」は300万枚を売り上げる大ヒット作となった。

次ページ:数々の伝説

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。