「富裕層の集まりに手ぶらで参加して赤っ恥…」30代の若手が悩む“手土産の正解”と、FPが教える「彼らと付き合う本当の意味」とは

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【FPの助言】「村上開新堂」はもらい慣れている! 高級路線は回避せよ

「まず知っておいてほしいのは、『村上開新堂のクッキー』『空也の最中』『小ざさの羊羹』といった、紹介制の店や行列店の手土産は、富裕層コミュニティの中では“おなじみ”であること。お金もキャリアもない若手が、無理をして珍しいものや高価なお返し対決を挑んでも、100%勝ち目はありません。消耗するだけですからやめておきましょう」

 数多くの富裕層と親交のある山口さんはそう語る。

「そもそも、あなたにご馳走してくれたお金持ちは、見返りなんて1ミリも求めていません。『ホテルのスイートを取ったから、ワイン会でもやろう』『美味しいお寿司を若い奴にご馳走して喜ばせよう』という、単なるエンタメやシェアの感覚でやっているだけ。ご馳走されたら、大喜びしておいしくいただき、手土産の代わりに、情報提供をするのが若手の役割です。同等の金額でお返ししようと焦って散財する必要はまったくないのです」

 では、お金をかけずに富裕層の心を掴み、感謝の意を伝え、「できる男」と一目置かれる手土産とは何なのか。山口さんは3つのアイデアを提案する。

富裕層の心を射抜くアイデア(1) 高級日用品×ストーリー

 お金持ちは何でも持っているので、消えモノの日用品で高級なものがおすすめ。

「そこに“若い世代だからこそ仕入れられた“ストーリー”がついていると、なおいいですね。『ほかの経営者から教えてもらった、寝起きでもキスができるお口さっぱりの歯磨き粉』とか、『表参道のカリスマ美容師が薄毛で悩む自分におすすめしてくれた』1万円のシャンプーとか……」

 山口さん自身は、とある有名投資家に、パッケージに本人の写真が入ったドリップコーヒーをオーダーしてプレゼントしたことがあるという。

「大ウケして取材先やファンに配りまくっていましたよ。『自分のために時間を割いて考えてくれた』という気持ちが伝わることが何よりのプレゼントです」

 関西で有名なカリスマ実業家のマダムは「いつも面倒を見ている若い子に、自分自身のアクリルスタンドを作ってもらった」と喜び、自分のショップにずっと飾っているそう。この場合は、お金をかけなくても、慕う気持ちを表現し、手間をかけることで喜んでもらえたようだ。

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