「両手に手錠の12歳少女」はなぜ“夜の高速道路”で轢かれたのか 第一発見者のトラック運転手が見た凄惨な事故現場
7人グループで盛り場を徘徊
Aさんの家族は両親ときょうだいだが、次女のAさんと長女だけは昨年11月から自宅を離れ、児童養護施設で暮らし始めた。
「どうやらお父さんとの折り合いが悪かったようです。お父さんは心臓が弱くて仕事ができなくなったそうです。それで生活が荒れ、子供たちに当たり散らしていたらしい。Aちゃんはそうした家庭環境に耐え切れなくなったのかもしれません。お姉さんと2人で自ら児童相談所を訪れ、施設に入ったのです」
とはAさんの知人の話(編集部注:「新潮45」編集部編『殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件』[新潮文庫]は性的虐待の存在を指摘している)。
中学入学後は施設から学校へ通っていたが、素行には問題があったという。
「本人は明るくていい子ですが、付き合う連中が悪かったのと違いますか。公園で似たような歳の子供たちとよくタムロしていたけど、タバコを吸ったり騒いだりしていました。みんなまだまだ子供なんやけど、ガラが悪うて近寄れへんかったですわ」(近所の住人)
もっぱら小学校時代からの同級生や先輩など、10代の男女7人でグループをつくり、施設を抜け出しては、駅や付近の盛り場にあるゲームセンターなどを徘徊していたらしい。
夏休み前の7月16日には、“歯医者に行く”といったまま施設に帰って来なかった。施設は警察に保護願を出したが、後に母親から帰宅の知らせが入ったため、両親や児童相談所と相談した結果、夏休みも近いのでそのまま自宅へ戻すことにした。
テレクラ遊びは小6から
その数日後、Aさんは19日の1学期の終業式に欠席し、23日には母親と喧嘩して家から飛び出した。
「23日午後5時頃には、7人グループでタムロしている姿を友人に目撃されています。7時頃には、彼女は近所のファミリーレストランの駐車場で父親に見つけられ、慌てて逃げ出しています。履いていたスリッパを脱ぎ捨てて裸足で逃げ出しているが、実はこの間、彼女たちはテレクラで知り合った男と会っていたようなんです」
こう打ち明けるのは、ある兵庫県警の関係者だ。
「グループのメンバーによれば、彼女たちがテレクラ遊びにのめり込み出したのは、昨年6月頃からだそうです。彼女がまだ小学6年生の頃ですが、近頃の非行少女の間では小学生のテレクラ遊びも珍しいことではないのかもしれません。知り合った男性とデートをすることもしばしばだとか。実にアッケラカンとして話をするのです」
今時の女の子がいかに早熟とはいえ、小学生でテレクラ遊びとは驚くばかり。相手はほとんどが成人男性だという。が、しょせんまだ子供。タチの悪い相手にかかったらひとたまりもない。
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事件発生から約1カ月半後に逮捕された男は――。第2回【夜の高速で轢死した「両手に手錠の12歳少女」…ついに逮捕された「34歳男」 警察会見で報道陣が驚きの声を上げた“納得の理由”】では逮捕された犯人の素顔やその後の公判について伝える。




