中国・BYDが軽自動車市場に参入も「ヒットするかは疑問」な理由 「本気度は感じるが…」
「ヒット商品になるかは疑問」
もっとも、日本におけるRACCOの真のライバルはワゴンRではない。軽自動車は全高によって大きく3種類に分かれており、アルト、ミライースなどの「セダン」。ワゴンRなどの「ハイト」。そして、スペーシアなどの「スーパーハイト」だ。RACCOは全高が1800ミリあるので「スーパーハイト」になる。そして、この分野はまだ国産EVが手薄だ。日本のメーカーがカバーできていないところを狙ってきたわけである。RACCOは日本の市場を席巻するのだろうか。
モータージャーナリストの岡崎五朗氏が言う。
「軽自動車は日本でしか通用しない規格の車です。失敗したら他に売り先がないのでBYDの本気度を感じます。私たち日本のドライバーからすれば“選択肢を増やしてくれてありがとう”でしょうか。しかし、ヒット商品になるのかというと正直疑問です。軽自動車は販売法が少し特殊で、スズキでいうと全国1000以上のディーラーだけでなく街の整備工場みたいなところも扱っている。だから、調子が悪くなったらすぐに直してもらえる。一方、BYDは現在、まだ70~80拠点。毎年の点検や車検なども考えると、国産車から乗り換えてくれる人はどれだけいるのでしょうか」
EVおたくの好事家は買ってくれそうだが。ここは妹、すずに軍配か。
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