機体が地上に激突、火だるまで大破しながら回転…半数以上が助かり“奇跡”と呼ばれた「UA232便不時着事故」 緊張緩和のため上映された“喜劇映画”

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語り継がれる「スー・シティの奇跡」

 乗客285人、乗員11人を乗せたDC-10型機は緊急着陸を試みたが、右翼先端が地面に引っかかりそのまま激突炎上。火だるまになり猛スピードで転がっていく――。1989年7月19日、米国アイオワ州スー・シティのスー・ゲートウェイ空港では、まさかの光景が繰り広げられた。

 この壮絶な事故を起こしたのは米ユナイテッド航空の232便。コロラド州デンバーの国際空港を離陸したが、第2エンジンの爆発により制御困難の状態に陥った。一方、緊急着陸先のスー・ゲートウェイ空港は毎日の離着陸が20便ほどで、周囲はトウモロコシ畑というのどかな地方空港。...

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