「アメリカではオールスターより人気」 ホームランダービー出場の村上宗隆が得た“意外な収穫”
負傷者リスト入りしていたホワイトソックスの村上宗隆(26)が戦列に復帰した。と同時に、ホームランダービーに出場し、オールスターにも追加選出された。
【写真】兄の村上宗隆選手と顔がそっくり! 日大野球部の村上慶太さん
直前に負傷したスラッガーの代役だというが、実は、同時期にオールスター欠場を決めた大谷翔平(32)の代役でもあった。
「大谷のおかげで、MLBにとって日本は最重要マーケットになりましたからね」
と、MLBアナリストの友成那智氏が語る。
「大谷欠場に加え、山本由伸も投げないことが事前に発表済み。日本での視聴率ダダ下がり必至の状況にMLBは頭を抱えたことでしょう。でも、村上の参戦で息を吹き返しました」
“ア・リーグなら、ブルージェイズの岡本和真(30)でもいいよね?”という声もあった。たしかに、岡本は22本もの本塁打を放ち、ファン投票三塁手部門で次点となっていた。しかし、
「昨季ワールドシリーズ進出のブ軍は今季、岡本以外に2桁本塁打を放っている打者はおらず、チームも最下位。一方、昨年まで3年連続100敗超の最弱チームだったホ軍は、村上の活躍もあって首位争い真っただ中で、地元シカゴは大盛り上がり。ゆえにMLBは“岡本より村上の方が集客力は上”と判断したのでしょう」
アメリカではオールスターより人気
ホームランダービーとて単なる余興ではない。昨年の球宴の日本の視聴率は7%だったのに対し、大谷が出場した2021年ダービーのそれは瞬間最高で20%を超えた。しかも、
「アメリカではオールスターよりホームランダービーの方が人気なんです」
“村神様”の雄姿を拝みたいのは、日本人だけじゃないのである。
「今回に限らず長期的にも大谷に代わる日本人スターを育てたいMLBは、村上に白羽の矢を立てたのです」
ダービーとオールスターの出場は、村上個人にとってもプラスに働いた。
「球宴出場で球団から得られるボーナスは推定5万ドル(約800万円)。ダービーの参加賞は15万ドルです」
加えて、来オフまでに見込める大型契約にも好影響が期待できそうだ。
「オールスターやホームランダービーでの成績が契約を大きく左右することはありません。ですが、出場歴は大物としてのお墨付きを得たことになり、市場価値を押し上げる材料の一つになります」
ホームランダービーは、残念ながら第1ラウンド敗退。だが、その前途はスタンドに突き刺さった白球のごとし。
後半戦も頑張れ、ムネ!


