「睡眠障害が悪化し、抑うつ状態と診断された」 佐藤二朗が明かす近況 「橋本さんと目を合わせることも避けるように」

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【全2回(前編/後編)の前編】

 6月23日に最終回を迎えたフジテレビの連ドラ「夫婦別姓刑事」。7月1日配信の「週刊文春 電子版」(以下、「文春」)は、同ドラマで主演の佐藤二朗が、撮影現場で同じく主演の橋本愛へのハラスメント行為に及んだとの“疑惑”を報じた。今回、佐藤が初めて「週刊新潮」のインタビューに応じ、彼の知りうる限りの全てを語った。

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 ドラマの初回放送を迎えた4月14日、佐藤はチーフプロデューサーから呼ばれ、フジテレビのコンプライアンスを担当する弁護士から、橋本との「トラブル」について“取り調べ”を受けた。

 4月8日に初回放送分の完パケ(完成品)を見た佐藤は、橋本の楽屋を訪ね、「日常的なものも含む身体接触に関する制限を事前に共有することなく求めていくのであれば」と前置きをした上で、橋本に意見を述べた。しかし、橋本にしてみれば、その中の「役者は続けるべきではない」という強烈な一言だけが頭に残り、心の傷になった可能性は高い。佐藤に悪気がなかったとしても、被害を主張された場合、少なくとも倫理的には抗弁が難しいと思われる。

 一方で佐藤の代理人を務める弁護士の見解はこうだ。

「楽屋での発言は、佐藤さんが共演者の女優さんに対して個人の考えを述べたものです。二人は過去に共演歴がなく、佐藤さんが女優さんに対して優位性を持っているとは考えられない。そのような平等な立場の関係の中で、佐藤さんが俳優のあり方について意見を開陳したとしても、それは相手に強要したと評価することはできません。従って佐藤さんの発言は、ハラスメントではありません」

「橋本さんと二人の時は雑談をしてはいけない」

 その後、初回の放送を迎えた4月14日の出来事について、佐藤が振り返る。
 
「この日は本編の収録の合間に、僕と橋本さんの両主演でフジのさまざまな番組に出演して『夫婦別姓刑事』の宣伝を担わなくてはいけませんでした。しかし、橋本さんは当日になって喉が痛いと言い、出演を見合わせました。そんな状況下、僕が朝からバタバタとフジ局内を駆け回っていたら、チーフプロデューサーから『弁護士さんと話をしてください』と言われ、会議室に案内されました」

 佐藤が会議室に入ると、

「そこにいたのは、フジのコンプライアンスを担当する弁護士でした。僕は彼女にいきなり、『橋本さんはもう限界です。いつ倒れてもおかしくない状態です。本当に彼女がつぶれてしまったら、佐藤さんのタレント生命にも傷がつきますよ』と言われ、脅しのように聞こえました。さらに、3月22日の身体接触をハラスメントだと決め付けた上で、『佐藤さん、あなたは橋本さんに“役者を辞めろ”と言いましたね』と、繰り返し聞いてくるのです。僕は発言の経緯やニュアンスも含めて説明したのですが、弁護士には何も響かない。とにかく、僕が加害者だという結論ありきの聴取をされているように感じました。自分の俳優人生は終わるかもしれないと思ったら、心底怖くなりました」

 この日、弁護士による“取り調べ”は続き、以下の要求があったという。

「橋本さんと二人の時は雑談をしてはいけない」

「しかし、大人数でいる際は、橋本さんと自然に接してください」

「もちろん楽屋に入ってはダメですし、大事な話は橋本さんのマネージャーなどを通して伝える必要があります。身体への接触は全てNG。芝居で接触する場合は事前に了承を取ってくださいね」

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