53歳「経産省キャリア官僚」が知人女性に成り済まし「私はマゾ」 逮捕に至った浅はか過ぎる手口と素顔

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「緩いポジションに」

 1996年、当時の通産省(現・経産省)に入省した伊藤容疑者。基礎産業局や製造産業局などの他に、何度かの外部出向を経験。今年1月からは、来春より神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」の協会に広報・プロモーション統括長として派遣されていた。

 入省間もなく、化学物質管理課にいた頃の同僚は、

「特に目立つ感じではなかったけど、仕事はそつなく真面目にこなしていた」

 と言う。さらに数年後に出向した、和歌山県庁時代の伊藤容疑者を知る人物の話。

「企業立地課長として新規事業の誘致などを担当していました。県が経産省に頼み込んで初めて来てもらったポストで、熱心に働いていたと記憶しています。仕事ができなければ、早めに戻ってもらいますが、彼は4年間いたからね」

 その一方、伊藤容疑者の経歴を見たさる経産省OBは、

「キャリアを見る限り、とりわけエリートということではありません。むしろ、最後の『花博』といい、どんどん緩いポジションに追いやられている。先が見えて、やる気をなくし、次第におかしくなったのでは。普通の頭なら、どう考えてもすぐにバレると思いますよ」

週刊新潮 2026年7月9日号掲載

ワイド特集「楽あれば苦あり」より

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