ワイドショー「W杯報道戦争」の勝者となった情報番組は? TBS「安住アナ」がラジオで思わずぼやいたワケ
6月30日未明、サッカーW杯の決勝トーナメントで日本はブラジルに惜敗した。大会はこれからも続くが、ここまで頑張ってきたのがワイドショーだ。日本代表の限られた映像使用権を駆使し、関連するようなしないような映像も取り入れて、サーカー好きではない視聴者も楽しめる番組作りに努めてきた。
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ちなみに、1次リーグのオランダ戦は6月15日午前5時からNHK総合が、チュニジア戦は20日午後1時から日本テレビが、スウェーデン戦は26日午前8時からNHK総合が、そして決勝トーナメントのブラジル戦は30日午前2時からフジテレビが地上波で中継した。民放プロデューサーは言う。
「ワイドショーに限って言えば、最も熱量が高かったのは、日本戦はもちろんW杯の中継権がないTBSの『ひるおび』でした。放送時間をたっぷりと費やし、映像やボードを用いて解説者が丁寧に詳しく説明し、W杯を盛り上げるという意味で楽しめる内容だったと思います」
試合を中継しないのに、よくやったものだ。
「前園真聖、中澤佑二、福田正博、福西崇史といった元日本代表選手を解説者として起用する豪華さで、トーク力もあったのでTVショーとしての面白さに長けていました」
中でも福田は、ブラジル戦が終わったその日、W杯のテレビ中継について番組内で言及していた。今後の日本サッカーについて福西が「サポーター、ファンの方にもっともっとサッカー好きになってもらって文化にしていかなければいけない」と訴えた後だった。
安住アナのぼやき
福田:どの番組も「ひるおび」さんくらい映像を使えないのに、サッカーをずっとやってもらえる……そういうのが文化ですから、そうなってもらえないと!
試合映像が使えなくてもサッカーを放送してくれという、少々無理のある要望だった。だが、これについては同じTBSの安住紳一郎アナも、28日に放送された自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」でぼやいていた。
安住アナ:いろいろ大変なことが巻き起こりつつ……。あ、それは私の話なんですけど。皆さんも気づいてらっしゃいますもんね。日本テレビとフジテレビとNHKが(W杯中継を)今やってますから。TBSテレビはやってないんでね、大変なんですよね。で、ここだけの話ですよ、本当に……
と試合映像はお金がかかるから思うように使えないとこぼしつつ、
安住アナ:しかもね、試合開始のホイッスルと試合終了のホイッスルまでの間、映像を使う時間と、ホイッスルの外の時間と、あとは日本じゃないチームのプレーの時間とが全部決まってるの。で、各番組で、各時間帯で、ちゃんと枠が決まってる。それ以上使っちゃダメってことでね。制限プラン。皆さんの携帯電話のギガ数なんかと一緒だと思うけど、超えた瞬間、ガッと固まっちゃうから(笑)。だから、他の放送局だとゴールシーンとか何回も出せたりするんですけど、あんまりいいプランに入ってない放送局だとゴールシーンは1回だけね……。
「だから安住アナが司会の『情報7daysニュースキャスター』では、サウナでパブリックビューイングするサポーターの映像を面白おかしく使ったりしていたわけです。正直言って演出意図はよく分かりませんが、苦肉の策だったのでしょう」
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