徹夜でW杯を観戦したら“完全に使い物にならない”状態に…若者に伝えたい“50歳を過ぎて出来なくなったこと” ラーメン屋での注文も「大盛り」から「麺半分」に

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腕相撲で中学生に負ける

 普段から運動をしている人はさておき、相当割合の50代(40代もそうかもしれないが)は、もはや生きているだけで体力的にキツいと感じることが多いのではなかろうか。私自身、30代後半からは以下のような不具合が発生している。コレらが多過ぎるために、もう諦めの境地に入っている。

・ニラ・ネギ・春菊・エノキなどの野菜に加え、肉類やイカが奥歯、そして特定の歯の間に毎度挟まり、デンタルフロスで食後は除去する

・信号が点滅しても、呼吸が上がるためキツ過ぎて走る気にはなれず、諦める。電車の駆け込み乗車も絶対にしない

・3次会なんて参加できない。23時を過ぎても飲むなんてことは言語道断。翌朝に影響する

・机でパソコンを前に作業をしていると1時間半ほどで首が痛くなり、ベッドに寝て首のコリをほぐす「中山式」というツボ押しマッサージ器具を首に20分ほど当てる

・ラーメン店で「大盛り」はあり得ない。むしろ「麺半分」を頼む

・少し転んだだけで上腕を骨折する

・ご飯を1合炊いたらこれが3回分の食事になる

・腕相撲で中学生に負ける

 徹夜ができなくなったということから身体の衰えについてこうして書いたが、世の中には超人的な中高年がいる。それこそ50代・体重60kg台でベンチプレス120kgを上げる人。50代でフルマラソンを3時間台で走れる人。59歳の三浦知良選手がプロで居続けること、ロナウジーニョが46歳でイタリアリーグの3部に加入したことなど色々あるだろう。

 また、「美魔女」と称される60代女性なども存在するし、この人達の努力と研鑽というものは、凡人には真似できるものではない。林家ペーだって御年84で著名人の誕生日をことごとく記憶している。こうした人々は「超人」である。だからこそ、50代を超えた人々は己の身体能力と認知能力が衰えたことを認め、「それなりに」生きていくべきではなかろうか。

 これは筆者の勝手な言い分ではあるものの、「老い」を恥だと捉えると人生がラクではなくなってしまうと考える。それこそ整形手術を繰り返したり、日々ジム通いをし、エステに通ったり、といった時間とカネを使う無間地獄に陥ってしまう。

 人間が衰えるのは自明の理と考え、どこかで成長と美・体力向上・身体的魅力を諦めることが、これからの人生100年時代には必要なのではなかろうか。

ネットニュース編集者・中川淳一郎

デイリー新潮編集部

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