「指導と称して女子中学生にわいせつ行為」も 不祥事だらけの「全日本空手道連盟」に新たな問題が! 「名誉会長が謀反を起こされて…」

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週刊新潮」6月11日号で報じた公益財団法人・全日本空手道連盟(全空連)を巡る騒動が新たな展開を見せている。一族支配を続けようとする自民重鎮に抗う動きが顕在化し、攻防は激しさを増しているという。

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紛糾の末に流会

 6月15日、全空連の関連組織の中で最大の会員数を誇る全日本空手道松涛館(全空松)の常任理事会が都内で開かれた。全空松関係者によれば、

「その9日前、緊急理事会が開かれ、津山捷泰(かつひろ)会長と阪梨學副会長から“全空連常任理事の糸川正晃氏(51)を理事に迎えたい”と提案がありました。しかし糸川氏はこれまで全空松と一切の関わりもなければ、空手の経験もない。そのため複数の理事から反対の声が上がり、紛糾の末に流会となった。15日の会はそれを受けたものでしたが、津山会長は“前回は失敗だった”と話したきり、糸川氏推薦の話を再び議題に上げることなく、閉会となりました」

 全空連はアマチュア空手界を統括する国内唯一の団体で、1969年に財団法人化された際の会長は「昭和の怪物」と呼ばれた笹川良一氏である。

 その後、次男で元自民党総務会長の堯(たかし)氏(90)が長らくトップに君臨。昨年6月、孫の笹川善弘氏が会長に就くと、自身は名誉会長へと退いた。

「糸川さんは民主党政権で厚生労働政務官を務めた元衆院議員で、2012年の落選後に堯さんの秘書となり、17年から全空連の理事に就いています。彼はその2年後の参院選で自民党から比例区に出馬し、堯さんが“糸川に票を入れなければ除名させる”と会員にハッパをかけたものの落選しました」(全空連関係者)

懲役3年の実刑判決

 糸川氏を推薦した津山・阪梨の両氏については、

「週刊新潮が報じた通り、津山さんの息子は昨年、空手の指導と称して女子中学生にわいせつ行為を働き、懲役3年の実刑判決を受けました。阪梨さんは全空連傘下の地域団体の一つ、京都府空手道連盟(京空連)の会長を務めていましたが、18年度以降、計200万円を超える交付金や補助金を不正受給していた事実が発覚。騒動の責任を取る形で昨年、会長職を辞しています」(前出の全空松関係者)

 息子の不祥事を受け、津山氏の進退が問題になる中、全空連関係者の間に「堯さんが次の全空松会長に阪梨さんを推している」との話が流れたという。

「さすがに阪梨さんを会長に昇格させるわけにはいかない。そこで糸川氏に白羽の矢が立ったといいます。表向き、津山さんらが推薦したことになっていますが、二人が堯さんの意向を無視して人選を決めるのは不可能。そもそも全空松は堯さんが1000万円を拠出してできた団体ですから」(同)

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