「私は可愛いし、勉強も就職も無理」と父を説得 「奇跡の一枚」23歳アイドルが“転生”を繰り返すワケ
お金に執着なし
――どうやってアイドルを続けたのでしょうか。
「オーディションも受けましたし、スカウトもありました。研究生で加入したグループでは、日給1000円でした。正規メンバーになったら2000円で、半年ごとに500円昇給していきました。それでは生活がやっていけないので、品川駅の定食屋さんでアルバイトもしていました。でも直前にライブのタイムテーブルが決まったりするので、シフトを組むのも難しかったです。お店の人にはよく配慮してもらいました」
――東京で1人暮らしでしたが、生活は困らなかったのですか。
「若かったし、お金に執着はなかったです。ライブとレッスンで1日が終わって、出費は食費くらいだったので。アイドルをやれているだけでよくて、お金はあとからいくらでも稼げると思っていました。でも今は現実も知ったので、お金はあるに越したことはないと思っています」
――「奇跡の一枚」がバズるまで5年アイドルをしていましたが、バズる前から可愛さに自信はあったんでしょうか。
「ありました(笑)。家族もそれで説得しましたし。でも昔の写真を見返すと、ジャガイモみたいだなと思います(笑)。あと写真だと『冷たそう』とか『気が強そう』って言われる時もあるんですよ」
――意外ですね。
「瞬間を切り取るから、そう見えるのかも。現場だともっと表情も伝わるので、きつい子じゃないんだって分かってもらえます。対バンでもより人気のあるグループと共演していくと、皆さん垢ぬけのレベルが違うんですね。負けたくなくて表情やメイクも研究してきて、ジャガイモから人間になれました(笑)」
――今まで、ケンカや“大人の事情”での解散などはなかったのですか。
「どのグループも仲は良かったし、解散もメンバー同士、これからの人生を考えて決めたことでした。ただあるグループは、解散か継続かの岐路だったところにピンチヒッターとして呼ばれたと、加入してから知りました(笑)。そこも結局解散になってしまったんですが、先輩方が優しくて『心は今のうちに、もっと大きいとこ行ったほうがいいよ』と勧めてくれて、新規のオーディションのサポートもしてくれました」
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