「私は可愛いし、勉強も就職も無理」と父を説得 「奇跡の一枚」23歳アイドルが“転生”を繰り返すワケ

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「フルコース」中川心インタビュー

「令和の奇跡の一枚」で一躍有名になった中川心(23)がアイドルを志したのは7年前。2020年に18歳でデビューして以来、解散と再デビュー、いわゆる“転生”を5年にわたり繰り返してきた。今やグループを渡り歩く例は珍しくないが、その渦中で何を思っていたのか。新グループ「フルコース」のメンバーとして、ライブの現場に戻ってきた中川に聞いた。(全2回の第2回)【大宮高史/ライター】

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――そもそも、アイドルを目指したきっかけは何ですか。

「子どもの頃は、AKBさんや安室奈美恵さんが好きでした。エスカレーター式の学校に進んで、高校2年の終わりの進路を決める時期に、アイドルがピンときたんです。若いうちしかできないことに挑戦してみて、失敗したらその時に考えようと思って、東京のアイドルオーディションに応募しました」

――エスカレーター式ということは、大学に進むこともできたのでは?

「進学も考えたんですが、勉強が好きではなかったのと、具体的に学びたい目標も見つからなかったので諦めました(笑)」

――アイドルを始めた頃は、静岡から東京に通っていたのですか。

「オーディションは家族には内緒で応募していました。でも、最終審査で東京に行かないといけなかったので、そこで初めて家族に話しました。東京には1人で行ったこともなかったんです」

――家族からの反応はどうでしたか。

「合格したら東京に住むことになるので、そこはやっぱり『まだ早い』と心配されました。特にお父さんには心配されて。『私は可愛いし、勉強も就職も無理だからこれしかない!』って説得したら、『そりゃそうだな』って認めてもらえました(笑)」

――最初のデビューは2020年で18歳、高校3年生の時でした。

「『ZeppTokyoをワンマンライブで埋める』を目標に6人でスタートしたのですが、卒業が続いて3人になってしまって……。1年足らずで解散しました。公約も全然果たせないまま解散になり、ファンに嘘をついたようで申し訳なかったですが、アイドルをやめるつもりはありませんでした」

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