「ハニートラップ、盗聴のリスクが…」 高市首相の“義理の孫”の中国留学はなぜ危険なのか 「中国政府からすれば魅力的な存在」

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「ハニートラップ絡みの事態だけは避けてほしい」

『ピークアウトする中国』の共著者で、ジャーナリストの高口康太氏は、こんな意見だ。

「中国政府からすれば、現役総理の親族というだけで、とても魅力的で価値のある存在だと思います。まずは当局から手厚く歓待され、中国の政財界における有力者や将来の指導者層と知り合う機会もあると思います。中国側は時間をかけて信頼関係を築き、いざという時に情報を教えてほしいと頼んでくる可能性も高い。本当に重要人物だと認定されれば当局は行動を徹底的にマークします。むしろ、高市さんのお孫さんは、自分から動かなくても有力者が関係を持とうとしてくれる。その人脈を生かして、将来的に日中の橋渡し役となれば素晴らしいことですが、いざという時にハニートラップ絡みの写真を持ち出される事態だけは避けてほしいと思います」

 その上で、こう指摘する。

「今回の件で不安なのは、高市さんのお孫さんが、安全保障や情報管理について十分な知識を身に付けて、必要な警戒心を学んだ上で留学したのかどうかです。日本は経済安保やセキュリティー・クリアランスなどの法整備を進めてはいますが、機密情報にアクセスする人間に厳しくしても、その家族や親族は野放し状態。海外製アプリの利用制限など、デジタルセキュリティーについて徹底できているか。基本的な安全保障体制が構築されているのか疑問です」

 身内の危機管理もおぼつかないなら灯台下暗し……。日本のかじ取りを担うべき高市首相は、どこへ向かおうとしているのか。

 前編では、高市首相の義理の息子にあたる、福井県の山本建県議の子どもが中国へ留学するリスクについて報じている。

週刊新潮 2026年6月18日号掲載

特集「“孫”は中国留学…親中派『夫一族』と高市首相の危機管理崩壊」より

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