佐々木麟太郎の進路にも影響? ホワイトソックス「西田陸浮」の活躍で浮上する「ソフトバンク」でも「MLB」でもない“第3の選択肢”

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佐々木の進路にも影響が?

 そんな西田の活躍が、MLB指名を待つ佐々木の進路まで変えてしまうかもしれない。これまでの予想では、MLB指名球団と、昨秋のNPBドラフト会議で佐々木の交渉権獲得に成功した福岡ソフトバンクとの二択だった。メジャーリーグの下位指名選手の厳しい野球環境も鑑みて、ソフトバンク入りを予想する声もあったが、現地では強豪大学に転校して来年の指名を待つ“第3の選択肢”も囁かれていた。しかし、

「佐々木は指名されると思いますが、下位になるというのが大方の意見です。その下位指名を断ったら、彼の野球留学の意義まで問われてしまいます。下位指名から這い上がってきた成功例は決して多くありませんが、西田の出現に佐々木も勇気付けられたはずです」(前出・同)

 また、佐々木を含めた日本の野球留学生に対する評価だが、バットコントロールやグラブのハンドリングなどの野球技術では「アメリカの大学生よりも巧い」そうだ。ア・リーグ中地区球団のスカウトがこう言う。

「日本の学生野球指導者は、教えるのが上手だと思います。佐々木のプレーでいえば、一塁手としての守備範囲は広くありませんが、ショートバウンドの送球をグラブのハンドリングで巧く掬い上げるなどし、味方野手を助けてきました。日本は技術的な指導、アメリカは長所を伸ばす指導、という分け方ができると思います」

 その佐々木は6月下旬に一時帰国し、家族と進路相談を行うと報道されている。しかし、MLBドラフト直前のこの時期は、米スカウトとの事前交渉が可能であることから、佐々木には代理交渉を託せる現地後見人がいるとの見方が強い。

 西田は強肩で知られているが、このクラスの外野手は米大学球界にはゴマンといる。送球動作のスピード、コントロールという日本式指導が下地にあったとすれば、佐々木に対する米スカウトの評価も上方修正されるかもしれない。

 また、西田という日本語で語り合えるチームメイトを得た村上だが、シカゴのファンは「村上との日本人コンビ」との捉え方はしていないそうだ。しかし、西田のプレーで村上も意外なところで評価を上げていた。

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