激戦必至!森保ジャパンは「オランダ」を倒せるか オランダ有力紙が挙げた久保建英でも上田綺世でもない「日本代表のキープレーヤー」とは
FIFAワールドカップ2026(アメリカ・カナダ・メキシコ共同開催)が6月12日(日本時間)に開幕した。最も多くの試合がおこなわれるのはアメリカだが、開幕を目前に、アメリカが敵国と見なしている国のサポーターはおろか、大会公認の審判すら入国できない……といった不穏なニュースが飛び交っている。あげく不動産王の大統領は式典には出る気満々らしいし、開幕前からなんとも複雑な状況にあるワールドカップである。【加藤ジャンプ/文筆家・イラストレーター】
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【写真を見る】W杯で準優勝3回の古豪「オランダ代表」…地元メディアがマークする「日本代表のキーマン」の勇姿
さて、今回で8度目の出場となった日本代表だが、グループリーグの相手は絶妙に手強い。
参加48カ国を4カ国ずつ、12のグループにわかれておこなわれるグループリーグで、日本代表はグループFにふりわけられ、オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦する。そのグループFで最も強力な敵と目されているのがオランダだ。
確かに、このグループ内ではオランダが頭一つ抜きん出た存在である。歴史をふりかえってみても、ワールドカップでは準優勝3回と輝かしい成績をおさめてきた。
なかでも1974年大会は印象深い。西ドイツで開催された同大会で、故ヨハン・クライフ率いるオランダ代表は“トータルフットボール”と呼ばれる革新的戦術を駆使し、破竹の勢いで決勝へと駒を進めた。
決勝戦こそ、開催国で当時最強といわれた西ドイツに切先三寸届かず惜敗したが、その華麗なサッカースタイルは多くのサッカーファンの語り草となっている。
また、近代サッカーの育成システムのお手本となったのも彼の国を代表するクラブチーム・アヤックスだし、オランダ・サッカーは常に世界を引っ張る存在の一つといっても過言ではないだろう。今回のワールドカップ予選でも、6勝2分の負けなしで危なげなく突破している。
ブックメーカーはオランダ有利
さて、日本代表の森保監督がかかげる目標は“優勝”だが、英米のメディアをざっと見まわしたところ、日本を優勝候補と報道している様子はない。
また、日本メディアで散見される歴代最強だとか威勢のいい報道もほとんど見られない。一方、初戦の相手、オランダはというと、こちらは各国メディアも注目する優勝候補である。
ちなみに海外のブックメーカーが公開している優勝のオッズはオランダ20倍、日本は50倍ということになっている。このままメディアからあまり警戒されず、日本代表がずんずん勝ち進んでいけば、大穴でサッカー成金になれるかもしれない。
両雄がぶつかるのは6月15日午前5時(日本時間)、テキサス州ダラスである。往年の海外ドラマファンには、あの石油成金一家のドロドロドラマの舞台として記憶にあるだろう。また、あのジョン・F・ケネディが暗殺されたのも、ここダラスであった。
高温多湿の厳しい環境で、あいまみえる両者だが、果たしてオランダのメディアは、日本代表をどう見ているのだろうか。
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