日経平均株価が「30万円」に!? 大和証券“お客様限定文書”の驚きのナカミ

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「数字でウラが取れている」

 何だか元気が出そうなストーリーだが、ちょっと盛り上げ過ぎではないのか。

 マーケットアナリストの田口れん太氏に聞いてみる。

「私も読んでみましたが、数字でウラが取れている。大胆というより真っ当な内容といえます。注目するべきは、やはり19年先まで予測した点でしょう。例えばアメリカの株価指数『S&P500』は過去19年で5倍になっている。他の株式指数も年7~10%成長は珍しくないので、日本株が19年で4.7倍(30万円)というのは、むしろ順当といえます」

 そうだとしたら株価30万円時代に備えて、一般投資家はどう準備すればいいのだろうか。

「大切なのは“株価が最高値だからバブルだ”などの安易な指摘で弱気にならないこと。今は根拠のある上昇です。一方で日本人の資産は日本円に偏り過ぎている。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も半分が外国資産なのですから、地域分散はやっておくべきでしょう」(同)

 日本人の脳裏には、まだバブル崩壊とデフレがこびりついている。大和証券の驚嘆レポートは、その記憶を塗り替えてくれるのだろうか。

週刊新潮 2026年6月11日号掲載

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