川越の畑のド真ん中に突如「違法なモスク」が! 市は「絶対にダメ」 住民は「中で何をやってるか分からなくて、ちょっと不気味」
東京都心から電車に乗って1時間ほどの埼玉県川越市は、古都の風情を色濃く残す家並みから「小江戸」と呼ばれる観光の街。その市街から少し離れた田園地帯にある建築物が……。
***
タマネギ状の構造物
奇妙なドームが姿を見せ始めたのは、一昨年のこと。
「天文台かと思っていたのですが、装飾が施された門などがあって、イスラム教のモスクだったんです。ただ、中で何をやってるか分からなくて、ちょっと不気味でね」という地元住民の声を聞いて現地に向かうと、確かにそれはあった。
エダマメとサトイモ畑のど真ん中。細長い土地の最奥部に立つ白亜の建物の上にはタマネギ状の構造物が乗っていて、見紛うことなきイスラムの寺院だ。
が、実はこれ、違法な建築物だという。市の担当者によれば、
「あそこは地目でいえば山林。市街化調整区域で建物は建てられない場所なんです。2024年10月に近隣からの通報があって、これまで3~4回は工事停止の通告をしたのですが、行くたびに、“日本語は分からない”という作業員ばかりで、なかなか意思が伝わらなかった。ようやく土地の所有者というパキスタン系の貿易業者と連絡がつき、現在は撤去に向けた是正計画書を提出してもらっている」
[1/2ページ]


