「美容外科医が何千万円ももらって、病院勤務の外科医が彼らの何分の一かしかもらえないのはおかしい」 日本を待ち受ける「医療崩壊」の背景に「日本医師会」の体質

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「美容クリニックの美容外科医が何千万円ももらう一方……」

 現在、日本の高度医療は個人の使命感に頼っている状況である。

「美容クリニックの美容外科医が何千万円ももらう一方、高度な手術をする病院勤務の外科医が彼らの何分の一かしかもらえないのはおかしな話です。日本医師会は勤務医の待遇改善には関心が希薄です。しかし、勤務医の方々の献身に頼っているだけでは、もう日本の高度医療は成り立たないのです」(依田氏)

 そのほころびはすでに表面化してきており、

「今は本当に外科医の成り手がいません。京都のある大規模病院でも、もう長い間脳外科医が不足したままで、本来研修医や若手医師がやる当直を、ずっと部長がやっています」(同)

 関連記事【日本の医療を守るため国は「日本医師会」とどう向き合うべきか】では、医療崩壊を放置する日本医師会が抱える問題について詳しく報じている。

週刊新潮 2026年6月4日号掲載

特集「医療崩壊を放置する日本医師会の研究 最終回 国は医師会を政策に関与させるな」より

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