「今村聖奈」GI制覇のウラで… 馬の名前の意外な由来
意味深な命名
小説トリビアは続く。ジュウリョクピエロは近藤氏が2頭目に所有した馬で、1頭目はアサガクルと名付けられた。実はこちらも同名の小説がある。
辻村深月著『朝が来る』だ。『重力ピエロ』と同じく本屋大賞作家の傑作で、共に映画化されたが、共通点は他にもある。
『重力ピエロ』の主人公は遺伝子学を学ぶ大学院生で、『朝が来る』は自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦の物語。いずれも“血のつながり”がテーマになっているのだ。
「血筋が極めて大きな要素を占める競馬界で、意味深な命名ですね」
次に所有する馬は何と名付けられるのだろう。例えば、昨年映画がヒットした吉田修一著『国宝』なんてのも血統がテーマだけれど。
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