ディープインパクトの「子どもたち」が「種付け4千万円」でも勝てない理由

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 ディープインパクトの衝撃の死から4カ月。日本を代表するGI、ジャパンカップは文字通り、メモリアルとなるはずだった。しかし、出走した“子どもたち”は、一敗地に塗れた。種付け料4千万円なのに勝てなかったのは、逆に血統ならではの理由があるという。

 日本競馬界を代表する駿馬は小さな体でありながら、数々の伝説を残した。

 2006年に引退後は種牡馬としても活躍。当初、1200万円だった種付け料は、晩年になると、4千万円にまで高騰した。そして、年間200頭以上に種付けして誕生した子どもたちがいま、競馬場を席巻しているのだ。...

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