工場の従業員にもボーナス「5400万円」 韓国・サムスンの大盤振る舞いに「ソウル大卒なのに高卒に一瞬で負けた」の声

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“もうやる気が出ない”

 韓国のサムスン電子が、なんと従業員1人当たり5億1300万ウォン(約5400万円)の賞与を支給することになった。

「きっかけは4月30日に発表されたサムスン電子の第1四半期決算です。同社はAIブームの恩恵を受けて半導体部門が53兆7000億ウォン(約5兆6000億円)もの営業利益を記録。同月には同じ半導体メーカーのSKハイニックスが好決算をたたき出し、従業員1人当たり6600万円の“成果給”を大盤振る舞いすると報じられたため、サムスン労組から強気の声が出ていた。“仮にも、SKハイニックス並みのボーナスが出なければ、国内従業員4万8000人が18日間のストライキに入る”などと通告していたのです」(ソウル特派員)

 数千万円のボーナスを巡ってストライキを表明すること自体驚きだが、5月20日になって二つの労組が会社側と暫定合意に至った。だが、やはりというべきか、恩恵にあずかれない人々から怨嗟と嫉妬の声が噴出している。

 ジャーナリストの崔碩栄(チェソギョン)氏が言う。

「巨額ボーナスは工場で働く高卒の従業員にも支給されるといわれています。これにショックを受けているのが韓国社会のエリート層です。たとえばSNSでは、ソウル大卒の医師を名乗る人が“死ぬほど勉強して大学に入り、頑張って貯金してきたのに高卒に一瞬で負けてしまった。もうやる気が出ない”と嘆いているかと思えば、半年前にサムスン電子を辞めてボーナスを逃した元社員が半狂乱で憤慨していたりする。これに対して現役のサムスン社員を名乗る人が見下すように応酬したりと、ネットはもう騒乱状態です」

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