元乃木坂46「山下美月」が自由過ぎる女子中学生に! 「“成瀬”のカッコよさを伝えられたら」
満を持しての舞台化
2024年の本屋大賞を受賞したエンタメ作品が、発売から2年を経たいまも、注目を集めている。青春小説『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社刊)のことだ。
「今年7月に舞台化されることになりました。04年に創設されて以来、本屋大賞の大賞受賞作は例外なくベストセラーになっています。ただ、映画化やドラマ化がされる作品はとても多い一方で、舞台化されるケースはさほど多くはありません」
とは全国紙文化部記者。本屋大賞は“全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本”をキャッチコピーとする。“本のプロ”が薦める書籍が選ばれることから、広く世間に読書の楽しさや意義、書籍に親しむきっかけをもたらしている。
第1回の受賞作は、記憶が80分しか持続しない数学者と、彼の世話をする家政婦、その息子との交流を描いた小川洋子氏の『博士の愛した数式』(新潮社刊)が選ばれた。累計発行部数は150万部を超え、06年には映画も公開されている。
「過去に舞台化されたのは、06年のリリー・フランキー氏による『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(扶桑社)、08年の伊坂幸太郎氏『ゴールデンスランバー』(新潮社刊)などの3作品。どれも、作品の魅力がずば抜けています」(同)
『成瀬~』は宮島未奈氏のデビュー作。続編の『成瀬は信じた道をいく』、さらに『成瀬は都を駆け抜ける』の計3作が上梓されており、シリーズ累計発行部数は210万部超だ。
「舞台化に名乗りを上げたのは松竹です。同社では『成瀬~』が大賞を受賞した直後から企画が上がっていたとか。昨年には朗読劇を上演しており、満を持して舞台化を発表しました」(同)
成瀬のファンとして
本作は滋賀県大津市などを舞台に、主人公の成瀬あかりが周囲におもねることなく、自由闊達にわが道を進む姿を描く。
「演出家のG2が第1作と続編の2作を基に脚本を手がけ、アイドルグループ・乃木坂46出身の山下美月(26)が成瀬役で主演します。ほかには、あかりの幼なじみで親友の島崎みゆきを藤野涼子(26)が、成瀬のアルバイト先の常連でクレーマーの呉間言実を、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代(47)が演じます」(前出の記者)
山下はグループを卒業後、初めて舞台の単独主演を務める。出演依頼は昨年夏にもたらされたという。
「本人は“成瀬のファンとして素敵な舞台になるように全力を尽くしたい。成瀬のカッコよさを伝えられたらな、と思っています”と意欲を語った。原作では成瀬がけん玉に挑む姿があることから、今年1月から特訓を受けているそうです」(同)
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