「夜の店に女性を違法に送り込み続け……」 スカウトグループ「ナチュラル」で捜査当局が次に狙う男とは

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執行猶予を狙っている

 警視庁は4月1日から、住吉会の2次団体「幸平一家」をターゲットに据えた特別対策本部の指揮について、刑事部長から副総監に格上げして体制を強化することにした。前項で触れた「暴力団との共存共栄」における暴力団とは主として幸平一家を指す。

「警察は新宿・歌舞伎町などを根城とする幸平一家を匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)の温床として見ており、組織のせん滅を目指しています。頂上作戦そのものです。警察からターゲットとされた暴力団はどんな形であれ弱体化を余儀なくされており、幸平一家もその道をたどると見られています。実際、4月以降、幸平一家やその傘下組織の組員の摘発が続いています」(同)

 話をナチュラルの小畑被告に戻そう。

「小畑被告が初公判で起訴内容を認めて争わない姿勢を示したのは執行猶予を狙っているためです。その作戦が奏功する可能性はそれなりにありますね」(同)

ナンバー2クラスが浮上

 もちろんそれは捜査当局側のシナリオとは異なる。小畑被告側の懸念材料としては類似の先行事例の判決だ。今年3月、職業安定法違反や組織犯罪処罰法違反の罪に問われた別のスカウトグループ「アクセス」の代表には懲役4年6カ月の実刑が下っている。

「アクセスの代表が問われたように、捜査当局の間ではナチュラルの小畑被告にも組織犯罪処罰法違反罪の適用が必要だという声は強く、再逮捕事案を探っているということですね。幸平一家への捜査も含めて国策捜査と呼んでも良いでしょう。小畑被告はさておき、現在、警察はナチュラルのナンバー2クラスの摘発に注力しています。どんな組織でもそうかもしれませんが、“すべてを知る男”をターゲットとすることで組織の全容解明を急ぎたい方針です」(同)

デイリー新潮編集部

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