「被害女性に殴る蹴るの暴行を加え、カップ麺の汁を頭から…」 泥酔が常套手段「東大サークル」の卑劣な“やりたい放題”【事件から10年】

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新たなダミーサークルを準備か

 捜査では彼らの過去の行状も掘り起こされている。例えば、今回の事件が起こる約1ヵ月前、4月18日には、

「東大誕生日研究会の飲み会が代々木公園で行われ、その後、会のメンバーの自宅マンションに移動。そこで、メンバー数人が泥酔した女性の服を剥ぎ取り、無理やりシャワーを浴びさせようとしたのです」

 と、捜査関係者。

「当日は雨で、酔いつぶれた女性が泥まみれになっていたのでそれを洗い流すという大義名分があったようなのですが、女性はそこで意識を取り戻し、行為をしてもいいからシャワーは自分で浴びさせて と言ってシャワーを浴びた。その後、メンバー3人と行為をした。ちなみにこの時、Aは別の部屋で自分のセフレと行為をしていたといいます」

 そしてこうも続ける。

「逮捕された彼らの悪質性を示すエピソードは他にもある。彼らは4月27日に別のアカウント名でもTwitterを始めている。東大誕生日研究会に悪評が立ち始めたら、この新たなダミーサークルに乗り換えて同じことを繰り返そうと画策していたのです」

 その悪知恵の働かせ方に限っては、さすが東大生、といったところだろうか。

(以上、「週刊新潮」2016年6月2日号掲載記事より)

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主犯格は懲役2年・執行猶予4年

 逮捕後、被害者と示談が成立したとみられる2人は不起訴、3人は強制わいせつと暴行で起訴された。3人の裁判では、「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」といった発言の数々や、誕生日研究会として繰り返していたわいせつ行為の詳細が明らかになった。

 3人には有罪判決が下った。主犯格のAは懲役2年・執行猶予4年、他の2人はそれぞれ懲役1年6か月・執行猶予3年、懲役1年10か月・執行猶予3年。東京大学からの処分は不起訴の2人が停学1年、有罪の3人が退学だった。

デイリー新潮編集部

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