「被害女性に殴る蹴るの暴行を加え、カップ麺の汁を頭から…」 泥酔が常套手段「東大サークル」の卑劣な“やりたい放題”【事件から10年】
カップラーメンの汁を頭にかける
女子大生などを泥酔させて部屋に連れ込み、乱痴気騒ぎ――2003年に起こった「スーパーフリー事件」をご記憶の方も多かろう。早稲田大学のサークルメンバーらが女子大生などを泥酔させて常習的に大人数での強制性交(現在の不同意性交)に及んだ事件である。
「スーパーフリー事件」事件では計14人の早大生らが準強姦罪で実刑判決を受けたが、今回の東大生らが問われたのは強制わいせつ(現在の不同意わいせつ)容疑だ。
新聞報道などによると、〈男子学生らに服を脱がされたり体を触られたりしたため、女子大学生が逃げ出して110番通報したという〉(5月20日付朝日新聞朝刊)とあるが、だからといって「スーフリ事件」より悪質性が低いというわけでは決してない。
「逮捕された東大生ら5人のうち、主犯格の男が被害女性に対して行ったのは、“裸にして体を触る”といった程度の生易しいものではない。実は、彼は被害女性に殴る蹴るの暴行を加えた上、カップラーメンの汁を彼女の頭にかけたり、とやりたい放題だったのです」(先の捜査関係者)
何を考えているのか分からない人
5月11日に逮捕された主犯格の男は、東大工学部4年のA。19日に逮捕されたのは、別の東大生や東大大学院生4人である。
事件当時のAは工学部のシステム創成学科に所属していた。高校の同級生の話。
「英語がすごく得意な子として記憶に残っています。ただ、卒業アルバムでクラスメイトが彼について“怖い。バカにされている気がする”というコメントを書いていることからも分かる通り、得体の知れない、何を考えているのか分からない人でもありました」
高校は男子校ということもあり、当時は周囲に女性の影も形も見当たらないが、東大に入学してからは、
「1年、2年の時はテニサー(テニスサークル)に入っていて、3年になってからは別のテニサーに所属していた。それらを含めて、これまでに在籍したテニサーにそれぞれ1人ずつセフレがいると言われていて、それとは別にちゃんと彼女もいると聞いたことがある」(システム創成学科の学生)
局部にドライヤーで熱風
事件当日の5月10日、彼らと女子大生などが飲み会を行ったのは、日常的に使っている池袋の大衆居酒屋だった。先の捜査関係者の話。
「池袋東口に集合した後、店に向かった。で、飲み会が始まったわけですが、この日は女子のドタキャンが多く、途中で男何人かが近くのバーにナンパをしに行っている。結局、彼らは11時半頃まで居酒屋で飲んでからメンバーの自宅マンションに移動。その際、彼らは女子大生だけではなく、もう1人女性を連れて行っているが、彼女はバーでナンパした女性だった可能性がある」
そのもう1人の女性は途中で帰宅したために難を逃れたが、彼女がまだ部屋にいる時、すでに「犯行」は始まっていた。
「最初は部屋で普通に飲んでいたが、そのうち皆で女子大生の体を触り始め、ブラジャーなどの下着も外して全裸にした」(同)
Aが彼女に対して殴る蹴るの暴行を加え、カップラーメンの汁を頭からかけるなどしたことにはすでに触れたが、
「それだけではなく、最後にはAは女子大生の局部にドライヤーで熱風を浴びせかけ、それに耐えかねた女子大生はTシャツとズボンを着て泣きながら部屋を飛び出した。部屋に彼女のブラジャーが残っていたことからみても、取るものもとりあえず、という感じだったのでしょう」(同)
彼女は近くの公衆電話から110番。駆け付けた警察官をともなって事件現場となった部屋に戻って被害を訴えた。まず、その場でAが逮捕され、その8日後に警察は他の4人の身柄も押さえた。
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