58歳・松本典子が30年ぶりにステージに立った理由 ヤクルト・笘篠賢治氏との電撃結婚、3人の息子、そして保育園勤務8年目の今

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子育て支援員

 だが、母親がアイドルだったことに関しては「全く興味を示しませんでした」と苦笑いした。

「YouTubeにもたくさん昔の映像が流れてくるのに全く見ませんから。ごく普通のお母さんだと思っているみたいです」

 ようやく子育ても一段落したタイミングで今度は子育て支援員の認定を受け、保育園の先生の補助を始めた。

「“子育てロス”じゃないですけど、息子たちが巣立っていってちょっと寂しさもありました。それで、何か自分でできることはないかなと考えて、資格を取りました。保育士さんの補助として、赤ちゃんのおむつ替えやお着替え、食事を運んだり、一緒にお話をしたりといった園児たちを見守るお仕事になります。今年で8年目を迎えました。とっても可愛いですけど、園児の方が私よりYouTubeとかTikTokのことを知っていてちょっとびっくりしますよ」

 芸能活動も少しずつだが再開している。

「年に一度くらい、テレビとか雑誌のお話をいただくようになりました。最近はみなさんYouTubeをやっていて、芳本美代子ちゃんのYouTubeチャンネルに出演させていただいたことがきっかけで昨年秋に活動休止以来、何十年ぶりにステージに立ってお客さんの前で歌いました」

 芳本美代子が中心となり、松本、そしてミス・セブンティーンのグランプリを分け合った同期の網浜直子の3人で、「ID85」というユニットを結成。昨年都内で開催したイベントは全公演がソールドアウトとなる盛況を博し、地上波の情報番組でもその様子が取り上げられた。

「最初は『お茶会でもやれたらいいね』っていうくらいでしたが、まさか本当に歌うとは思っていませんでした。『私のことなんて今でも覚えている人はいるのかな』って思ったら、ステージに上がるのが怖かったです。でも『春色のエアメール』を歌ったとき、前にいたお客さんも一緒に口ずさんでくれているのが見えてすごく嬉しかったですね」

 夫や現役時代をみせられなかった息子たちも会場に駆けつけ、松本のステージを楽しんだ。

「夫も私が楽しんでいる姿を喜んでいるみたいです。息子たちには私が過去にどんなことをやっていたのか、どんな歌を歌っていたのかという姿を見てもらえたことが嬉しかったですね」

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