「私が死んだ後の話なんて縁起でもない!」遺産の話し合いを頑なに拒む老母…FPが伝授する“相続”対策の第一歩「いきなり“財産はいくらあるの?”は親を警戒させるだけ

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「俺はこれまで母さんの面倒を見てきたんだ。家のほかには現金を1円ももらえないなんて、到底納得できない」
「法定相続分は2分の1のはず。現金をすべて受け取ってもまだ足りない」

 80代半ばの母を持つ兄弟が、互いの言い分をぶつけ合う――。母の財産は総額3,000万円。決して資産家の話ではない。「相続でもめるのは資産家だけ」という思い込みこそが、最も危険な罠だ。家庭裁判所に持ち込まれる遺産相続調停の8割は、遺産総額5,000万円以下のごく普通の家庭のもの。特にもめやすいのが、「実家の不動産」と「現金」のバランスが悪いケースだ。...

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