なぜ「れいわ」は市議選で6連敗するほど凋落したのか 山本太郎代表を追い込んだ“大石晃子氏の暴走”と“切り捨てられた男からの倍返し”
衆院選の惨敗後も地方選で6連敗と、党勢衰退に歯止めがかからないれいわ新選組。凋落のきっかけは、カリスマとして君臨してきた山本太郎代表が、配下にいた「2人の男女」を見誤ったことだった。(前後編の前編)
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「24人立候補中22人当選」の好条件ですら勝てず
2月15日 東京都日野市議選(定員24) 37人中32位 822票
3月29日 長野県上田市議選(定員28) 41人中32位 1067票
4月19日 大阪府河内長野市議選(定数18) 23人中22位 423票
4月19日 静岡県藤枝市議選(定員22) 24人中24位 960票
4月19日 埼玉県久喜市議選(定員27) 40人中33位 825票
4月26日 愛媛県松山市議選(定数41) 55人中50位 1086票
上記は2月から4月までに行われた地方選挙でのれいわ候補者の結果である。実に6連敗。24人中22人が当選する好条件ですら勝てないのである。衆参で14人の国会議員を擁し、“れいわフィーバー”と持て囃されていた時の勢いは今や見る影もない。
「今や地方議員にとってれいわの公認を受けることはマイナス要素です。市議選ですらこのザマなのに、再び国会議員を増やしていこうなんて夢のまた夢。このまま国政政党でいられるには、5人以上の国会議員、もしくは直近の国政選挙で2パーセント以上の得票率をキープしていく必要がありますが、このままでは28年の参院選でその両方を失う可能性が高い」(地方議員)
現在の国会議席は衆1参5の6議席。次の参院選では5人のうち2人が改選を迎えるが、0議席に終わってしまえば、ついに4人になる。直近の世論調査でも支持率は1パーセントを切っている状況だ。このままでは国政政党として「余命2年」なのである。危機感を抱いた地方議員の離党も相次いでいる。
過激左派みたいな主張ばかり目立つように
「70人くらいの地方議員がいましたが、この1〜2カ月で4人が離れた。反執行部で固まっている離党予備軍は20人以上。もはや泥舟状態です」(同)
では、凋落の“元凶”はどこにあるのか。複数の党関係者が真っ先に挙げるのは、大石晃子共同代表の“暴走”である。
「山本代表から後継指名された大石さんが前面に出るようになってから、過激左派みたいな主張ばかり目立つようになった。さらにテレビなどで、口汚く、ルール無視で他党批判を繰り返して支持者離れに拍車をかけた。しかし、内部から大石さんにノーを突きつける声がいくら噴出しても、なぜか山本代表は大石さんを庇い続けるのです」(前出とは別の地方議員)
そしてもう一人、山本代表を苦しめている人物として名が挙がるのは多ケ谷亮前衆院議員である。
「山本代表が多ケ谷さんを無下に切ることがなければ、ここまで追い打ちをかけるスキャンダル報道が続くことはなかった」(職員)
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