国会で「羽田孜君」の名前が久々に呼ばれて 「省エネルック」に注目が集まった理由
クールビズとの違い
2005年にスタートしてすっかり定着した「クールビズ」の原点が省エネルックだといった説もあるが……。
「当初の省エネルックはスーツの袖をぶった切っただけで、スーツの素材やネクタイを外すスタイルであるクールビズとは似て非なるものでした」
と、あるファッション・エディター。
「孜氏は“孤軍奮闘”してテイラーの協力を得て、様々な素材を厳選しフィット感を向上させて進化させ、海外にもオーダー省エネルックを着て出かけるようになりました。永田町では恥ずかしがる人も多く、“地元で何を言われるかわからない”などといった意見も多く、誰も追随する人はいませんでしたが……」(同)
孜氏の孤軍奮闘は続いたわけだが、追随したのはファッション業界、しかも先端を行くモード・ブランドだった。
「追随したという言い方には語弊があるとは思いますが、たとえばジル・サンダーやプラダは似たようなルックをこれまでに提案したことがあります。急激な気候変動に手をこまねいている世界の要人への警告といったニュアンスもありましたが、見た目は孜氏の省エネルックそのものでした。パンツが短パンだった点が孜氏のスタイルとは違っていましたが」(同)
ホルムズ海峡の封鎖が続き、エネルギー危機拡大が現実味を帯びているだけに、省エネルックが存在感を示したのも自然な流れなのかもしれない。











