戸田恵梨香だけじゃない! 「地獄に堕ちるわよ」のウラに実力派の脇役…御曹司役を怪演した注目のバイプレイヤーに、島倉千代子役の“2代目なっちゃん”まで
脇役も見逃せない
三田は当時、銀座のクラブを切り盛りしていた細木氏を見初めて通い詰め、猛烈にプロポーズ。地方の名家の跡取りと知った細木氏は、財産目当てに結婚。しかし、子宝を期待されるだけの結婚生活に嫌気が差し、短期間で家を出て離婚。クラブ経営に戻る。
「三田の行動はほぼストーカーでしたが、店にいるときは凛々しいボンボンという感じでした。ところが、結婚後、女性経験がなかったこともあって行為の良さを知ると、取りつかれたかのように励みます。演じた田村さんは首都大学東京(旧都立大)を卒業後、07年に演劇で俳優デビュー。以後、かなりの舞台経験をこなしながら、23年のNHK大河ドラマ『どうする家康』、今年1月期のテレビ朝日系ドラマ『50分間の恋人』など、ネトフリ作品では『新幹線大爆破』(25年)に出演。今後、映像作品のオファーがさらに増えそうです」(芸能記者)
中島は、明治時代の小説家・国木田独歩の玄孫として知られている。日大芸術学部を卒業後、抜群のルックスと184センチの長身を生かしてモデル活動をしていたが、美輪明宏(90)演出・主演の舞台『黒蜥蜴』のオーディションで約200人の中から雨宮潤一役に選ばれ、13年4月、同舞台で俳優デビュー。
以後、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」(14年)、「あんぱん」(25年)、TBS系「不適切にもほどがある!」(24年)などに出演。放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」では浅井長政役を演じ、5月3日の放送で壮絶な最期を遂げ話題になった。
「演じた須藤は、細木さんに色恋を仕掛けて骨抜きにしてしまう役ですが、中島さんはもともとジゴロのような役をやらせたら右に出る者はいないほど。典型的な詐欺師、それも結婚詐欺師や地面師の役などのオファーも増えそう。イケメンながら悪役がよく似合うのは珍しい」(同前)
そして、三浦が演じた島倉さん。劇中では、悪い男にだまされ巨額の借金を背負い、世をはかなんで川に飛び込もうとしていたところ、偶然出会った細木氏に命を救われることに。同居生活を送り、公私ともに良きパートナーとなるも、後にかなりの金額を細木氏から搾取されていることを知り、袂を分かつことになる。
「ドラマを観た人からは、しぐさや表情が島倉さんにそっくりだった、という声もよく聞きます。劇中の島倉さんの代表曲『人生いろいろ』は、三浦さんが吹き替えなしで歌唱したといいますが、歌唱力も抜群でした。さらに、戸田さんは激しい男女の情交シーンはありませんでしたが、三浦さんは生田さん演じる堀田との絡みに体当たりで挑んでいました」(同前)
もともと三浦は2002年、6歳の時に3000人のオーディションを勝ち抜き、2代目なっちゃんとしてサントリー「なっちゃん」のCMに出演し話題に。その後、子役として活躍し、15年放送の第一三共ヘルスケア「ミノン全身シャンプー」テレビCMソングである「おかあさんへ」で歌手デビュー。以後、アニメ映画「天気の子」(19年)の主題歌を歌うなど、歌手としても活動した。俳優としては、ブレーク前に出演した映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」(18年)で衣装なしの姿を披露。村上春樹氏の同名短編小説を映画化し、「第94回アカデミー賞」にて国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」で国内の各映画賞を受賞しブレーク。映像作品への出演のみならず、舞台公演も精力的にこなしている。
「観る人に強い印象を残しているということは、演技力は確実です。話題作で存在感をアピールした実力俳優なら、テレビ各局も自社のドラマに起用したいと思うはず。しかし、ネトフリとは製作費とギャラが違い過ぎます。映画やネトフリ作品には出るけれど、テレビドラマには出演しない俳優が徐々に増え始めるのではないか、そんな冗談とも思えない話も現場からは聞こえてきます」(放送担当記者)



