「細木数子」がテレビから姿を消した本当の理由 島倉千代子の「16億円借金」をめぐる“トラブル”が… 「反社との交流も明るみに」〈地獄に堕ちるわよ〉

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【前後編の後編/前編からの続き】

 4月27日、Netflixは、占い師・細木数子氏の半生を描いた、戸田恵梨香主演のドラマ「地獄に堕ちるわよ」を配信開始した。2021年11月、83歳で細木氏は亡くなっているが、かつて視聴率女王の地位にもいた細木氏とは一体何者だったのか。いかにして彼女は上り詰め、そして表舞台から去っていったのか。後編では、細木氏と反社会的勢力の関わりについて報じる。

(以下は2021年11月15日デイリー新潮記事をもとに再構成したものです)。

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 前編では、大ブレイク前夜の細木氏について、その素顔を知る人物の証言を紹介した。

 毀誉褒貶(きよほうへん)が激しい細木氏の起用をめぐって、TBSとフジテレビが積極的だった一方、日本テレビとテレビ朝日は消極的な姿勢を見せた。

 今となっては日テレ、テレ朝、NHKの判断が正しかったと言えるのかもしれない。2006年からはノンフィクション作家の溝口敦氏が週刊現代で「魔女の履歴書」の連載を開始し、細木数子氏の実像に迫った。

「暴力団との関係などを描いた連載は評判となりました。細木氏サイドは名誉毀損などで6億円の賠償請求を求める訴訟を起こしましたが、最終的には訴えを取り下げ、番組も降板しました。連載は『細木数子 魔女の履歴書』(講談社+α文庫)にまとめられ、今でも読むことができます」(エンタメ担当記者)

 細木氏が人気占い師としてブレイクする前、歌手の島倉千代子(1938~2013)や思想家の安岡正篤(1898~1983)と“トラブル”を起こしていたことも、今では明らかになっている。

「借金で苦しむ島倉さんに近づき、確かに一度は金銭問題を解決しました。ところが細木さんは、それ以後は事務所の女帝として君臨し、16億円の負債を作ってしまいます。島倉さんがもしお金で苦労することがなければ、美空ひばりさんに並ぶ歌姫として歴史に名を残していたはずです」(テレビ局関係者)

 安岡正篤は東京帝大法学部を卒業し、1924年に発表した『日本精神の研究』などの著作で脚光を浴びた。終戦の詔勅(玉音放送)の作成にも携わり、戦後は歴代首相の“ご意見番”として存在感を発揮した。

「安岡さんは晩年に細木さんと知り合い、安岡さんが亡くなる直前に細木さんが婚姻届を提出します。安岡さんの家族は婚姻の無効を裁判所に訴え、それが認められましたが、その後も安岡さんとの関係を吹聴していました」(同・関係者)

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