ちょっとした週末にも最適の「GW鉄道旅」! “グリーン車”で向かう奥多摩に、あえて“初夏”に楽しむスキーリゾートの「絶景とアクテビティ」

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多摩川と日本酒が待つ奥多摩

 スタイリッシュな特急車両にSL、そして新幹線と、乗り物好きファミリーにはぜひおすすめしたい周遊鉄道旅です。

 もちろん逆回りもおすすめで、途中の上長瀞駅(パレオエクスプレスを含め一部列車は通過)で下車し、徒歩10分ほど歩くと荒川の川面へ降りていくことができ、川面のはるか上に架かる鉄橋を渡る秩父鉄道の光景を見ることもできるほか、駅周辺には蕎麦屋や天然氷を使ったかき氷屋などもあります。

【3:中央・青梅線グリーン車の快適空間で奥多摩へ】

 都心からの日帰り旅で人気の奥多摩散策。JR青梅線沿線には多摩川沿いに整備されたハイキングコースのほか、東京の地酒として有名な「澤乃井」を醸す小澤酒造ではきき酒処や、予約制の酒蔵見学、お土産や軽食が楽しめる「清流ガーデン澤乃井園」があり、1日かけて散策が楽しめます。

 都心から奥多摩に向かう場合、JR中央線から青梅線に直通する青梅特快や、土休日に運行されている「ホリデー快速おくたま」が便利。これらの列車はこれまで全て“ロングシート”と呼ばれる、通勤列車仕様の車内でしたが2025年3月より2階建てのグリーン車が連結されるようになりました。

グリーン車の魅力

 車内は特急列車のようなリクライニングシートが並び、テーブル、電源コンセントなども完備。一部の列車では「グリーンアテンダント」による車内販売も実施。冷たい飲み物やアルコールを車内にいながら購入することができます。

 青梅線におけるグリーン車の運行は途中の青梅駅までですが、それでも奥多摩エリアへかなり快適に向かうことができるようになりました。

 なお、中央・青梅線のグリーン車は全席自由席なので、帰宅時間帯などは注意が必要です。また、青梅駅から徒歩約15分のところには今春にリニューアルオープンしたばかりの「青梅鉄道公園」があり、0系新幹線やSL、かつて中央・青梅線を走っていた201系などが展示されています。

 第2回【関西在住の方は必見! 大注目の「豪華観光列車」には“アフタヌーンティー”プランも…プロの鉄道写真家が厳選するGW「鉄道ショートトリップ」】では、5選のうち、残り2つの鉄道ショートトリップコースお伝えする。温泉と牛肉が魅力的なあの地域、新登場の観光列車が大注目のあの地域──。

村上悠太(むらかみ・ゆうた)
1987年東京都生まれ。鉄道業界の役にたつことならなんでもしたい、がモットーの鉄道写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。2025年、JR東海公認の923系ドクターイエロー引退記念写真集『ありがとうT4』(ウェッジ)を出版。高校時代には毎夏北海道上川郡東川町で開催されている「写真甲子園」に出場した。

デイリー新潮編集部

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