「“本当の親じゃない”と言われて、カッとなって…」 京都小6の7年前にも起きていた「継父」による死体遺棄事件 「妻に甘える“息子”に嫉妬し、邪魔な存在に」
妻にバレないように
直ちに殺人事件として所轄の警察署に特別捜査班が設けられ、B容疑者に事情を尋ねたところ、事件発生から2日後の19日に犯行を自供したため、死体遺棄容疑で逮捕に至った。
「県警は、当初から継父であるB容疑者の犯行を疑い捜査を始めていました」
と話すのは、事件を取材している県警担当記者。
「通っていた小学校から自宅まで歩いて10分ほどですが、途中の防犯カメラには下校する被害少年の様子が記録されていたそうです。また自宅にランドセルがあったことから、帰宅したところまでは足取りを掴めたのですが、問題はそこから。B容疑者は、母親や警官にも、『息子が英語塾に通うので見送った』と説明していたのですが、被害少年は塾を欠席していたのです」
普段は、自宅最寄りのバス停から塾のあるJR大宮駅近くまで路線バスを使っていた被害少年の姿が、路上の防犯カメラや車のドライブレコーダーに一切映っていなかったというのだ。
「そこで改めてAくんの自宅内部を捜索した結果、普段から彼が履いていた靴が袋に隠された状態で見つかったのです」(同)
かかる現場の状況を踏まえた上で、少年が亡くなる直前まで一緒だったのはB容疑者しかいないとなり、任意の取り調べがなおも行われたと記者が続ける。
「当初は事件への関与を否定し、『私はやっていません。犯人は別にいる』と答えていましたが、最終的には帰宅したAくんから、『授業で使う紅白帽を無くしたと聞いて注意した際、“本当の親じゃないのに”と言い返されカッとなって、紐状のもので首を絞めた』と話し、『妻が帰宅する前にバレないよう、焦って遺体を隠した』と犯行を認めたのです」
ヒモ状態で
一転して容疑者となったこの継父が姑息なのは、行方不明者の届け出がなされた直後は、母親や警官と共に近所を歩き回っていたこと。つまりは探すフリをしていたわけだ。さらに取り調べでは自供したのに、送検後は再び否認に転じている。
「検察でB容疑者は、『犯人は誰か分かりません』と話しています」(同)
さる捜査関係者が言う。
「往生際が悪いと言うか、取り調べでは、過去の経歴や職歴についてもウソの証言を繰り返しています」
確かに、B容疑者のSNSを見れば、仕事は音楽関係となっているが実際には無職だ。生まれは広島県呉市とあり、地元の中高一貫の進学校に進み、上京後は東洋大学の社会学部社会福祉学科に進学とあるが、入学前に別の私立大に通っていたことがあるという。そのプロフィールに添える形で、彼は公園で被害少年と思しき子供とサッカーに興じる写真も大々的にアップしているのだ。これは子煩悩な父親であることを誇示したかったのか。
先の捜査関係者によれば、
「2人は昨年、SNSで知り合い意気投合して、今年3月にB容疑者は妻側の戸籍に入る形で結婚している。家計もすべて彼女の側におんぶにだっこで、いわばヒモ状態で暮らしていた」
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