「菅総理誕生以来の衝撃」の声も…秋田県湯沢市に「マック」と「ドトール」がオープンで住民は大喜び 地方都市で「小洒落たカフェ」より「チェーン店」が歓迎される理由
旅先でチェーン店に立ち寄る県民も
――地方の人たちにとって、チェーン店ができた時の喜びは大きいのですね。
高橋:Xで出店のニュースを投稿したところ、大きな反響がありました。出身者はもちろんですが、出店予定の周辺に住む多くの方にとっても、喜びは大きいと思います。
というのも、現在湯沢市に住んでいる方々、特に現役世代は、進学や就職で一度都市圏で暮らし、Uターンした人も非常に多いのです。仙台や首都圏へは昔に比べてアクセスが容易になっていますが、旅行先の目的としてメガチェーン店に来店する方も多い。特にこの2つのチェーン店には、親しみを持つ方が多いのではないかと思います。
――確かに、東京で生活していたときにマックやドトールを利用していた人は、“あのときの味を再び楽しめる”と思うでしょうから、嬉しさも格別でしょうね。また、高橋さんが言うように、仙台や東京などの大都市を訪れた時に、わざわざチェーン店に立ち寄る人は多い。私の友人も、仙台に行ったときに牛タン屋ではなく、サイゼリヤに行ったと言っていましたから。
高橋:チェーン店の出店は地元にゆかりのある方だけでなく、初めてその地を訪れる方や、地方を旅したい方にとっても意味があります。旅先に親しみのあるチェーン店があるだけで、その地を訪れることへの“安心感”につながることもあるのではないかと。
私の場合、知らない土地を旅するとき、グーグルマップで周辺を検索した時に馴染みのあるチェーン店が見つかるだけで、なぜかそこへ行くことへの安心感につながっていますからね。
地域活性化の起爆剤になり得る
――湯沢駅前は長らくシャッター通りになっています。今回のマクドナルドとドトールが、地域活性化の起爆剤になる可能性は大いにありそうです。
高橋:チェーン店がきっかけとなって、周辺にも良い影響を与える可能性があります。膨大な来客数を持つ二つのチェーン店のホームページから、「湯沢市」にお店があるということが発信されるのです。メガチェーン本部からの発信による市のPR効果は絶大ですよ。
本部と湯沢市、あるいは商店街などとの連携や協議は必要ですが、チェーン店がその地域の社会ハブとなることも期待されます。
周辺にある飲食店やホテルなどと一緒になって、相互にお店を紹介しあう関係性を作り、キャンペーンを張ったりしながらその地域全体を盛り上げるという、チェーン店出店をきっかけにした地域活性化の新しいモデルにもなり得ると思います。私もぜひ、帰省した時はお店を応援したいし、利用したいと思っていますね。









