「自衛隊員3人死亡」の悪夢…最新鋭の“安全設計”を誇る陸自「10式戦車」はなぜ暴発事故を起こしたか 真相究明のカギを握る“3文字”の安全装置とは
「私の経験の範疇では砲塔内で弾薬が破裂したということは記憶にない」──陸上自衛隊トップの荒井正芳陸上幕僚長がこう説明したのは、4月21日の臨時記者会見だった。この日、大分県の「日出生台(ひじゅうだい)演習場」で西部方面戦車隊の10式戦車が実弾射撃訓練を実施。敵車両の装甲を破壊する120ミリ対戦車榴弾を撃っていたところ、うち1両の戦車内部で爆発が発生。隊員3人が死亡し、1人が重傷を負った。陸自をめぐっては、12日に開催された自民党大会において、中央音楽隊の鶫真衣(つぐみ・まい)3等陸曹が制服姿で国歌斉唱したことが問題視されたばかりだった。...

