「打率.208」「31三振」でも「村上宗隆」がメジャーで評価される“ホームラン以外”の理由 “強打者の指標”が圧倒的な数値を記録していた
ホームラン・ダービー
「さらにアメリカではスポーツメディアも野球ファンもOPSを重視します。これは出塁率と長打率を組み合わせた指標で、チームへの貢献度を示します。コンマ9以上で強打者とされますが、村上選手はコンマ918と目を見張る数値です。ホワイトソックスは2年契約で合計70ホームラン、つまり1シーズンで35本を打ってほしいと考えているはずです。つまり今の村上選手はチームの期待を超える成績を残していることになります」(同・友成氏)
村上はホワイトソックスと短期契約を選択した。2年の契約を終えれば、再び各球団との交渉が始まる。
その際、内野手としての守備力が問題視される可能性がある。MLBでは内野も自然芝という球場が多く、単なる内野ゴロでもボールが複雑にイレギュラーする。日本の場合、内野は人工芝という球場が少なくない。例えば日本のプロ野球では名内野手として高く評価されていた松井稼頭央氏でさえ、MLBでは守備に苦労した。
「ホワイトソックスの首脳陣も村上の守備に難があることは折り込んでの起用を続けています。さらに弱小チームなので、絶対にマイナーに落とされることはないというメリットもあります。村上選手は今季、打点王を狙えると私は期待していますが、活躍するほどファンの人気が集中し、オールスターに選出される可能性が上昇します。もし出場が決まれば、ぜひホームラン・ダービーに挑戦してほしいのです。村上選手が晴れの大舞台で長打力を見せつけることに成功すれば、全米の野球ファンが注目するでしょう。ただ、今後も村上選手が打ち続けると2年後どころか、今年7月のトレードで、いわゆる“金持ち球団”に移籍してしまうかもしれません。そうなるとオールスターはどうなるか……。いずれにしても村上選手の実力は本物であり、今季は大活躍が期待されます」(同・友成氏)
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