50年前に“コミケ会場で初めて(?)コスプレをした女性”にインタビュー 「ガッチャマンのキャラに扮したら驚かれて…でも、次のコミケではコスプレイヤーが数多く誕生したんです」

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次回以降、コスプレイヤーが急増

――会場にいた参加者からの反響はどうでしたか。

福井:みなさん遠巻きで見て、驚いていましたね。びっくりして、戸惑っている感じでした。何しろ、当時は会場で誰もそんなこと(コスプレ)をやっていなかったのですから、異様に見えたのかもしれません。

 ところが、次のコミケに行ってびっくりしました。なんと、会場にアニメキャラの衣装を着ている人がいっぱいいたんですよ。

――おお! それはきっと、福井さんの影響が大きいのでしょうか。

福井:漫画やアニメのキャラの衣装を着て、なりきるのは、みんなやってみたかったことだと思うんですよね。でも、恥ずかしくてできなかった。一歩踏み出す勇気が欲しかったんだと思います。

 誰かがやり始めれば、「あの人もやっていたし」と理由をつけてできる。私がコスプレをしたおかげで、「私もやってみよう」と思った人はいたのかもしれません。こうして、コミケでコスプレをする人が増え始め、定着していったのだと思います。

 第2回【「当時は“ラムちゃん”のコスプレが大騒動に…」 “コミケ初(?)のコスプレイヤー”が明かす「社会人の常識はすべてコミケで学びました」】では、デジタルハリウッド大学教授で、日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)の代表理事を務める福井智子氏に、コスプレをしたことがその後の人生にどう影響したのか、現在のコスプレブームについてなど、詳しく伺っています。

ライター・山内貴範

デイリー新潮編集部

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