「中国人農家が今以上に台頭するかも」 栽培や農薬に関して“手抜き”が… 近隣農家は「虫が大量発生する事態などを心配している」
「中国人農家が今以上に台頭するかもしれない」
鉾田市議が本音をこう明かす。
「新制度が機能しないと考えるのは、報奨金の額がどうのこうのという理由だけではありません。不法滞在の外国人も実習生も見た目に大きな違いはなく、一般市民が“フホー”かどうかを見分けるのはまず不可能です」
通報できるのは内情を知る同じコミュニティー内の農家とならざるを得ないわけだが、
「知り合いの農家を刺すような行為をできるわけがない、と皆が躊躇(ためら)いを覚えています。こっちの事情を知らない人は“差別を助長する”と批判するばかりですが、私たちの心情はもっと複雑なのです。不良外国人は追放してほしいものの、もし制度が機能すれば日本人農家の衰退が進み、代わって中国人農家が今以上に台頭するかもしれないのですから」(同)
前編では、茨城県で外国人による不法就労がまん延している理由について、農家の本音を交えて報じている。
[2/2ページ]

