「中国人農家が今以上に台頭するかも」 栽培や農薬に関して“手抜き”が… 近隣農家は「虫が大量発生する事態などを心配している」

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「中国人農家が今以上に台頭するかもしれない」

 鉾田市議が本音をこう明かす。

「新制度が機能しないと考えるのは、報奨金の額がどうのこうのという理由だけではありません。不法滞在の外国人も実習生も見た目に大きな違いはなく、一般市民が“フホー”かどうかを見分けるのはまず不可能です」

 通報できるのは内情を知る同じコミュニティー内の農家とならざるを得ないわけだが、

「知り合いの農家を刺すような行為をできるわけがない、と皆が躊躇(ためら)いを覚えています。こっちの事情を知らない人は“差別を助長する”と批判するばかりですが、私たちの心情はもっと複雑なのです。不良外国人は追放してほしいものの、もし制度が機能すれば日本人農家の衰退が進み、代わって中国人農家が今以上に台頭するかもしれないのですから」(同)

 前編では、茨城県で外国人による不法就労がまん延している理由について、農家の本音を交えて報じている。

週刊新潮 2026年4月16日号掲載

特集「茨城県知事が導入『1万円通報制度』 それでも農家に来る“不法外国人”は減らない」より

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