「言論弾圧」で話題 社民党「福島みずほ」党首が披露した驚異の「のらりくらり話法」
聞いていないことに答え続ける
意向を伝えたかどうか、イエスかノーかで答えれば済む質問になぜかストレートに答えない福島氏。
押し問答のような質疑の後、いったん会見は別の話題に移るのだが、その後望月氏が自分の取材では、福島氏の意向が強く働いたとの証言を得ていると言い、その事実を認めるべきだと迫る。さらに別の記者(産経新聞)が、先ほど問題になった「意向」を伝えたかどうかを再度質問した。
記者「実施本部が決定したというのはわかりましたが、決定の過程において事前に福島さんが実施本部側に記者会見は福島さん一人で行う、二人に発言の機会は認めない、といった意向を伝えたということは無かった、ということで改めて明言できますか?」
福島氏「そうですね。私の意向は普段話すことはあるかもしれないけど、でも実施本部が決めることなのでそこはお任せしています」
記者「あの、事前に実施本部に意向を伝えていなかったかどうかについて、いまお答えいただいてなかったと思うのですが」
福島氏「実施本部一人一人に私は関与していませんから。実施本部が合議体で決めることです」
「というかですね……」
記者「いや、決定のタイミングはいいんですけど、事前に福島さんが実施本部に対して『落選者に発言の機会を認めない』ということを伝えていない、と明言できるかどうかどうか(を聞いているのです)」
福島氏「どうしますか、という問い合わせはあったかもしれませんが」
記者「実施本部側に対して、会見のしきりに関して伝えたことは一回もない、ということでよろしかったですか」
福島氏「というかですね……」
記者「いや、というかではなく、そこだけ確認したいんです」
福島氏「実施本部に直接ああしろ、こうしろという立場にはありません」
記者「いや立場にあるかどうかではなく、伝えたかどうかという行為の部分をお訊ねしたいのです」
福島氏「直接実施本部の人たちと話はしておりません」
結局、ここでも「のらりくらり」が繰り返され、別の質問に移り、聞く側も見る側もモヤモヤを抱えたまま、記者会見は終わったのである。過去、与党の政治家の「話法」はよく批判されてきたが、今回のこれは「みずほ話法」と名付けられても仕方がないかもしれない。このメンタルの強さが今後の社民党の党勢拡大につながることはあるのだろうか。政治部デスクはこう見る。
「党勢拡大はまったく望めない状況で、むしろ常に党存亡の危機と背中合わせです。福島氏は弁護士として人権派と呼ばれる立場で活動をしてきた人物ですよね。パートナーの海渡雄一弁護士も人権派の顔的な存在です。社会的に立場の弱い者にできるだけ寄り添うことを旨としてきたわけですが、今回の福島氏の振る舞いは言論封殺と言われても仕方ないし、権力側へ宗旨替えでもしたかのように映り、これまでのご自身のスタンスと大いに乖離があります。少なくとも福島氏の支持者が見たい姿でなかったことは事実でしょう」
火が燃え尽きる前の最後の輝きならぬ炎上というところだろうか。
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