「一目ぼれした美女」にフラれ続けても諦めず… 30歳格闘家が“三度目の正直”でOKをもらえたワケ
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、2月9日に入籍した、総合格闘家の石井逸人さん(30)と元K-1選手の“チャン・リー”こと永田恵梨子さん(34)だ。
***
【写真を見る】“肉体美”をあらわに… 30歳格闘家が「一目ぼれした美女」
「愛を教えてあげようか?」
出会いは2020年3月。二人は同じアパレルブランド「MARRION APPAREL」がスポンサーだった。それより少し前、格闘技雑誌の裏表紙にあった同ブランドの広告モデルに彼が一目ぼれ。ブランドの社長に連絡し、「かわいいから会いたいです」。そのモデルが恵梨子さんだった。
後日、スポンサーによる逸人さん、恵梨子さんの祝勝会が開かれて初対面。彼は実物を見て「めちゃくちゃタイプ」と改めて思った。
だが、会の最中に社長が「愛について」というテーマで語り出した際、「あまり愛が分からない」とポツリ。これに恵梨子さんが「愛を教えてあげようか?」と笑い、冗談めかした。彼が交際を望む一方で、彼女には当時、そんな思いなどみじんもなかったが……。
連絡先だけ交換し、コロナ禍が緩んだ折に会うようになった。彼はその後2度、交際を申し込むも“KO負け”の憂き目を見ている。
3度目の告白
まずは出会って半年後、帰路に渋谷のハチ公前で「付き合ってほしい」と彼。「え、まだ早くない?」と彼女。彼をよく知ることができていなかったからだ。
再戦は1年後。果敢に挑んだが、「友達としか見てない」とあえなく返り討ち。それでも共にアウトドア好きで、その後も釣りやキャンプなどに出かけた。
24年9月23日、栃木・群馬県境の日光白根山へ。標高2500メートル超えだが好天なら初心者でも登りやすい。二人は登山が初めてで、逸人さんは山頂で3度目の告白に臨もうとしていた。
しかし天気が急変し、山頂は大雨。告白どころではなく、急いで下山。大変な思いをしたが「ナチュラルに助け合いながら登れた」と彼。彼女も「互いを思ったり支えたりする関係が自然に生まれた」と振り返る。
駐車場に戻った頃には天気も回復。夕焼け空を眺め、コーヒーを飲みながら、逸人さんは「人生のパートナーにならない?」と3度目のアタック。恋愛にいい思い出がなかった彼女は「恋愛関係になって最悪の展開になるより友達のほうが幸せ」と告げたが彼は押した。
「今までの男とは毛並みが違うから大丈夫だ!」
その場での返事を保留した恵梨子さんはこの頃、格闘技からの引退を考えていた。「引退のことを話すと周りの人が引いていく。でも彼はどんな環境でも同じ態度で接してくれた。この人なら頼ってもいい」と彼の言葉を信じることにし、翌週、OKの返事をした。
[1/2ページ]



