「大好きな酒をガマン」「地元でビラ配り」 “戦犯”野田佳彦氏の悲しき今 「議員辞めるべき」の声も

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 総選挙での惨敗を受け、「万死に値する」と会見で声を振り絞った中道改革連合前共同代表の野田佳彦氏(68)。今も地元でビラ配りを続けながら、会合では大好きな酒も絶つ日々。反省の色を見せているそうだが、周囲からは冷ややかな視線を向けられていて……。

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「議員辞職すべき」の声

 野田氏は、1993年に日本新党の新人として初当選する以前より、地元千葉県のJR津田沼駅前でのビラ配りを日課としている。3月30日も朝6時半から8時半まで、きっちり2時間、通勤客に向けて「いってらっしゃい」と声をかけながら一枚一枚ビラを配る氏の姿が見られた。

「知名度に加えて、日頃の地元での活動も効いたのでしょう。野田氏自身は辛うじて落選を免れました。しかし、中道勢は全体で公示前の167議席から49議席に激減したのです」

 とは政治部デスク。

「野田氏は安住淳前立憲民主党幹事長と共に創価学会の票欲しさから、公明党の政策をほぼ丸のみする形で中道の結党を決めた。結果、大敗を招いた“戦犯”です。3月18日に開かれた立民の会合でも中道結成の経緯について氏に聞き取りが行われたのですが、参加者からはその見通しの甘さについて指摘が相次ぎました」(同)

 野田氏は民主党政権の首相在任時に、当時、野党だった自民党総裁の安倍晋三氏との党首討論で、安倍氏の誘いに乗る形で解散を明言。同志を大量に落選させ、政権交代を招いた。

「結局、野田氏は絶望的に政局観がない。落選議員からは、“代表辞任では生ぬるい。議員辞職すべきだ”との声も上がっています。もっとも今、野田氏が辞めると補選になって中道が貴重な1議席失うだけですからね。辞めるに辞められないそんな事情もあります」(同)

代わりにノンアルビール

 まさに、針のむしろの状況なのだ。

「中道の会合でも野田氏は、目立たないようにあえて発言を控えています。また周囲に改悛(かいしゅん)の情を示すためでしょう、会合では大好きな酒を絶って、代わりにノンアルコールビールを飲んでいるといいます。彼は酒に滅法強くて、特に日本酒に目がない。そんな人がノンアルで我慢しているわけで、本人なりに“喪に服して”いるつもりなのでしょう。とはいえ、自宅では相変わらず飲んでいるようですがね」(前出の政治部デスク)

 落選の憂き目にあった中道の前議員は、

「お酒を飲まないというのは、彼なりの反省の示し方なのでしょうね」

 と理解を示すが、朝のビラ配りについては、

「悪いとまでは言わないけど、ほかにやることがあるのでは。落選した若い人が、食うのに困らないようにしなくてはいけませんよ」

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